ママ美容師が語る、COVER HAIRという“選べる職場” 女性美容師のキャリアは終わらない。“母になったからこそ、強くなれた”と言える仕事を

完璧は目指さなくていい。軌道修正しながら進もう

 

 

―COVER HAIRは、お子さまも連れていける社内レクリエーションも多いそうですね。

 

渡邉:多いですね。初めてBBQに参加するときに、代表から「子供連れてきて」と言われて、大人の中に連れてくのは…なんて思っていたんですけど、「子育てをしているところを実際にスタッフに見せてほしいから」と。私がママ業をしているシーンをスタッフに見せることで協力的になったり、逆に私も「スタッフのために何をサポートできるかな?」と考えられるようになるから、と言われたんですね。それで幼稚園児を連れていったんですが、そんな風に考えてくれるのが嬉しかったですし、子供はたくさんのお兄さんやお姉さんからチヤホヤされて、「次も行く」と(笑)。スタッフとの距離も縮まり、感謝だなって思いましたね。

 

 

中田:代表自身が子育て経験者なので、ママ美容師にすごく理解があるんですよね。うまく仕事と両立していくには、ご主人の理解や子供を預けられる環境なども必要ですが、会社の体制も必要じゃないですか。そういう意味で、うちは一人ひとりに寄り添った働き方が実現できますし、すごく働きやすいなと思います。

 

渡邉:仕事が終わって家に帰ると、際限なく家事と育児でやることがありますけど(笑)、先ほども言ったように「細く長く続けていく」のが大事かなって。一度仕事から離れてしまうと、美容師はブランクがかなりのダメージになるので。

 

中田:仕事を頑張って続けていると、いいこともたくさんあるんですよ。うちは子供が反抗期に入って、朝も余計なひと言を子供に言ってしまって反省して出勤しても、長く通ってくださるお客さまに「わかる〜」なんて共感してもらうと、すごく気持ちがリフレッシュするんですよね。仕事に助けられるというか。仕事で頑張っている姿は子供に必ず伝わりますし、「私なんて…」と自分を責めず、淡々と進んでいくことが大事かなって思います。失敗しても、そのたびに軌道修正していけばいいので。これからママ美容師を頑張ろうとしている方に、それだけは伝えたいですね。完璧は目指さなくていい、と。

 

 

渡邉:いろいろやってみて、自分に合ういい方法を考えていけばいいと思います。私はいつも、仕事の帰りの電車の中で”おうちモード”に切り替えて、「今夜は上の子の塾があるから、その間に下の子をお風呂に入れて、夕食の準備をして…」というように段取りを考えていて。そんな毎日なので、効率的になりますよね(笑)。

 

中田:「私はできない」って自分を卑下したり、あきらめてしまう人もいますけど、週3日出勤でも全然いいじゃないですか。マイペースに捉えたほうが、楽しんで美容師ができるかなって思います。今後は、自分の経験をシェアして女性スタッフの育成にも関わっていきたいなと考えているので、美容師が好きで長く続けていきたいと考えている方は、ぜひ一緒に働きましょう。

 

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