【10分カット】呉等至（DECO）がカットの神業を大連発！究極のリアルと現場感の10分間。驚異のスピードと正確さが醍醐味のTHE FIRST TAKE
それでは10分カット、スタートです！
ここからは【完全ノーカット】のカット動画に合わせて、呉さん自身による生解説でお届けします。
まずはサイドから切っていきます。下からコーミングしてそこから一気にブラントカット。グラデーションの角度で切っていきます。もみあげが少し長く残るのでチェックカット。そのまま逆サイドも切ります。顔立ちに合わせて、似合わせで先にウエイトポイントを決めておきます。
続いてはバックです。襟足をすくいながらコーミングし、オーバーまで一気に１パネルで切ります。襟足をすくうことでレイヤーが入り、オーバーセクションはグラデーションになります。ブラントで一気に、センターまで合わせます。
次にトップは、オーバーセクションの角が出てくるので、セイムレイヤーでカット。ミドルセクションも角を切ります。
顔まわりはヘムラインをダッカールで留めて、モデルさんのお顔を斜め45度に傾けます。レザーで顔まわりのシャギーを作っていきます。その上のパネルは頭の丸みを意識して、第１線目よりちょっと長めに切ってシャギー感を出します。
続いてはドライカットです。ミドルセクションを引き出しながらセニングを入れます。根元１回、毛先５、６回入れて毛先をボカしながら馴染ませます。ショートの場合、ミドルセクションの重みをしっかりと取って軽さを出します。ダッカールで留めてセニングをすると時間のロスになるので、ここはノンダッカールで行っています。
アンダーセクションのセニングは、毛先のみにスライドカット。ウエイトポイントを馴染ませ、逆サイドも顔側に引き出しながら毛先をカットします。
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（動画制作／トカジショウタ）
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