月間売上1200万円達成! 美容界の風雲児、高木琢也(OCEAN TOKYO)が限界に挑む理由

2015.07.28

“一番売れている美容室”というタイトルは後輩の自信になる

 

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さて、いよいよ本題に。3月に高木さんが月間売上1,200万円を記録したというお話は本当ですか?

 

「本当です」

 

-月1,200万円ということは、メニューの金額を考慮して計算すると、1人につきパーマ5分、1時間につき同時に7人施術、1日40人施術、1カ月で900人を接客… となるワケですが、どのようにサロンを回していたのでしょうか?

 

「店内奥に8席あるんですけど、そこが僕の専用部屋になっていました。すぐチェックできるし鏡越しでお客さまを確認できたので、やっているときはおもしろかったですけどね。そのときはチームでメインのアシスタントが4人。1時間の予約は最大4人。なんですけど、予約の管理ミスで1時間に6人きたことがあってそのときは焦りました(笑)。1,200万円を達成できたのは、アシスタントやフロアの仲間たちがものすごく頑張ってくれたのが大きかったです」

 

1時間に4人も抱えていたら、接客時間が減ってお客さまからクレームが出たりしませんでしたか?

 

「接客時間はたしかに減りましたが、満足度は下がっていない自信があります。でも3月に来てくれたお客さまも確実にリピートしているし、クレームもなかったし。みんなのおかげで笑顔でお見送りもできました。ただクレームではないんですけど、もともと施術は早いんですが3月は通常の倍速で動いていたので、お客さまに『もう(施術)終わったの!?』と言われることはありましたね(笑)。アシスタントのフォローにもずいぶん助けられました」

 

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そもそも、なぜ「1,200万円」を目指したのでしょうか?

 

「お金(売上)が目的じゃなくて、予約を取れるだけ取ろうと思ってやった結果がこの数字だったんです。年末年始はおのずと売上が上がりますけど、ありがたいことに年末年始後もスタイリスト全体の売上が伸びていって、席も人手も足りなくなっちゃったんですね。もともとお客さまの予約を削りたくないからお店を出したのに、結局、予約の数をセーブしなきゃならない状況になってしまった。ちょうど3月に原宿店を出す予定だったので、スタイリストが半分そっちに移れば半分席も空くし、じゃあ3月に予約を断らずにやってみようって実行してみたんです」

 

では、数字は重視していなかったということでしょうか?

 

「全く意識していなかったわけじゃありません。以前、他サロンのスタイリストさんが月800万円売り上げたっていう話を聞いて『そんなバケモンいるんだな~』って驚いたんですけど、でももし僕が予約を断らずに全部取ったらどうなるんだろ? ってずっと思っていました。毎日確実にキャンセル待ちが10名はいたので、せっかくならみんなが絶対到達できないっていう1,000万円を目指そうと。でも、1,000万円を目標にすると、その手前の900万円とかで最終着地すると思うんですよ。それだとカッコ悪いじゃないですか(笑)。なので、『1,200万円』を目標に置けば、ギリ1,000万円いくかな~と思っていたんです。目標は高く置いたほうがカッコイイなぁ、と。実際やってみたら思っていた以上に数字が伸びてくれました(笑)」

 

その結果、売上が1,200万円に。改めてこの記録を達成してみて得たこと、学んだことはありますか?

 

「やろうと思えばいくらでもできるということ。美容師ひとりが1,000万円売上げられないなんて、勝手に限界を決めていたのは自分。後輩たちのなかにも『1年目で200万円売上げるのは不可能』って言う子がいますけど、そんなのは自分が勝手に決めたイメージで、やろうと思って動けばやれるでしょって思うんです。でも上からいろいろ言うのは簡単。だから、一度僕が大きな数字を打ち出して衝撃を与えないとダメだと思っていたので、有言実行できたのはよかったですね」

 

この挑戦は、お店、後輩のためでもあったんですね。

 

「僕自身、20代のうちに達成しておきたいことのひとつでしたが、店の利益を上げるためだけじゃなくて、周囲の美容師に与える影響や後輩たちに自信を持たせるためにも、ひとつの結果として残してあげたほうがいいのかなって。お金のためにやっているわけじゃなくて、自分に切ってほしいと思ってくれている人がこれだけ多くいるってことが、僕の自信にもなる。アシスタントたちの自信にもなったと思います。それに、後輩たちにも一番イケてる、一番売れてるサロンで働いているって事実があれば、もっと頑張れる。今回のことで、そういう相乗効果が生まれたのがうれしかったですね」

 

 

>高木さんが目指す意外な人物

 

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