【YouTube:美容師が美容師を撮る】吉田伊織(Say.)の新規顧客を呼び寄せるショートボブ。髪を通して人とつながるヘアカットドキュメント

 

美容師兼動画クリエイターの川間将彦(かわままさひこ)さんが撮影に参加するリクエストQJのYouTubeコンテンツ「美容師が美容師を撮る」。川間さんが美容師の目線でファインダーを覗き、サロンワークを撮るというヘアカットドキュメントです。撮られる側として出演したのは、表参道の人気サロンSay.(セイドット)の吉田伊織(よしだ いおり)さん。今、最もオーダーされているというショートボブを見せてくれました。

 

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ショートorボブ。どちらにするか迷う人、急増中

 



BEFORE  カット前はやや前上がりのミニボブ。前髪なし。

 



AFTER サイドとのバランスを見ながらバックに丸みをつけたショートボブに。

 

今回、撮られる側として出演してくれた吉田さんは、Say.のスタイリスト。実はコロナ禍にオープンしたSay.は、自粛期間中だったこともあり、いざ営業開始したものの時間を持て余していたそう。そんな中、吉田さんは地道にインスタグラムの研究を重ね、ショートボブを発信。今では毎月100名の新規指名を受けるほどの人気スタイリストになりました。

 

 

そんな吉田さんが売りにしているのは、ショートでもボブでも対応できるということ。吉田さんのインスタのアカウントにはショートとボブの写真が半々の割合で投稿されています。

「お客さまが来店した時点で、ショートにしようか。ボブにしようか。と、迷っていらっしゃることも多いんです。ですからカウンセリングにも時間を割いています。なりたいイメージ像に合わせて、ご相談しながらカットしていく感じですね」と吉田さん。

 

 

今回はミニボブからショートボブへのチェンジ。襟足が短くカットされている状態なので、その長さを起点に、どうウエイトバランスをとっていくかが勝負です。まずは後ろから、ウェットの状態にセニングを入れ、襟元の量感を調整します。この時、短く切りこみすぎないことがポイント。

 

 

「最近のショートボブは、後ろのウエイトが低めに設計されています。角度のついた段が入ったシルエットよりは、ちょっとした丸さがあって頭の形がキレイに見える方が可愛いかなと個人的には思います。ボブとは違う、重さのないシルエットとバランスにこだわっていますね。最終的な量感調整はドライカットで行います」(吉田さん)

 

>乾かした時、束感が自然に出てくる風合いに

 

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