月に一度は、自分を徹底的に整える。美しくなるのは、美容師の準備運動。 -NORA Journey 阿形聡美の習慣-【後編】

美容師としての旬を自ら延ばす、40代への展望

 

 

30代後半に入って「美容師としての旬は過ぎてしまったのかな」と感じる瞬間もあります。SNSの発信頻度が落ちて新規のお客さまが増えにくくなったり、体力的に昔のように無理がきかなくなったり。でも、だからといって「仕方ない」で終わらせたくはないんです。

 

もうしばらくしたら、子どもも小学生。夫の協力もあって、今よりずっと働ける環境になるはずです。その時に備えて、自分の体も感性も整えておきたい。美容師は「自分の生活そのものが表現になる仕事」だと思うから、生活習慣や趣味、美容の工夫のすべてが仕事に直結するんですよね。

 

 

だから私はこれからも「生きるために鍛える」「プロに任せる時短ケア」「共感力と感性アップデート」。この3つを軸にしながら、40代以降も走り続けたいと思っています。美容師としての旬を、自分で延ばしていく。そういう働き方をこれから実践していきたいです。

 

プロフィール
NORA Journey
PRディレクター
阿形 聡美(あがた さとみ)

関西美容専門学校卒業後、2008年にNORA入社。2013年からNORA Journeyの立ち上げに携わり、副店長やPRディレクターを務める。くせ毛を活かすカットや顔周りの似合わせに定評があり、大人女性の清潔感と色気を両立させたスタイルを提案。産休・育休を経て復帰後は、育児と仕事を両立しながらも感性を磨き続け、6年連続で「KAMI CHARISMA(カミカリスマ)」を受賞。共感力と発信力で支持を集める美容師。

 

(文/外山武史  撮影/菊池麻美)

 

  美容師の習慣 バックナンバーはこちらから>>

   ライフマガジンの記事をもっと見る >>

   リクエストQJ Instagram

   リクエストQJ YouTube

  旬の美容師求人はこちら

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング