新しいヒラメキの源! アスリートのように美容師にもウォーミングアップが必要だ-Men’s Lapis KUNIの習慣 後編-

無心でハサミを動かしているとき、新しい切り方を閃くことも

 

 

ウィッグを切る時間はせいぜい30分くらいです。短髪にしたり、繊細なカットをしたりするわけではなく、ザクザクと切り刻むようなイメージ。練習ともちょっと違う位置付けです。みんな朝は歯を磨いてから出かけますよね。そこに深い理由はないのと同じで、僕は歯を磨くのと同じような感じでやっています。

 

ほとんど無心で手を動かしているんですけれど、ふと新しい切り方を閃くことはありますね。仲が良いお客さんに「新しい切り方を閃いちゃったんだけどどう?」と聞いて、営業中に切らせてもらうこともあるんですよ。

 

 

ただ、繰り返しになりますけど、練習のつもりでウィッグを切っているつもりじゃないんですよね。多分、練習だと思ってやっていたら、ここまで続けてこなかったんじゃないかな。上手くなるために切ろうっていう感覚とも、またちょっと違うんですよね。

 

僕は美容師として誰かと争っているつもりはないし、追いかけているつもりもない。多分、サッカー選手が、無性にボールを蹴りたくなるのと同じような感じなんじゃないかな。

 

>経験積んだ今だからこそ、ウィッグを切ることで初心に戻れる

 

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