なぜ世界はフランス女優に惹かれるの?! ヘア&ファッションの極意をおさらいしよう

アンナ・カリーナ


 

1940年9月22日生まれ。生まれ故郷のデンマークでモデル活動をしていたが、17歳でパリへ。名匠・ジャン=リュック・ゴダールに見初められ、1960年に監督作「小さな兵隊」で女優デビュー。ゴダールと結婚し(1965年に離婚)、彼のミューズとして「女は女である」「女と男のいる舗道」などに出演。

 

 

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気狂いピエロ」より  (C)StudioCanal

 

カーディガンの使い方が絶妙なファッション・アイコン

 

1960年代に当時の夫だったヌーベルバーグ(※)の旗手、ジャン=リュック・ゴダール監督作のミューズだったアンナ・カリーナ。実はデンマーク出身なのだが、ガーリーなファッションとヘアスタイルには紛れもなくメイド・イン・フランスのエスプリがぎっしりと詰まっている。顔全体はほぼノーメイクで、目元にのみ濃いアイメイクを施した独特のキャットアイ、「気狂いピエロ」(’65)で見せたピンクのフリル付きワンピースに水色のカーディガンを羽織ったカラフルなタウンウェア、赤いワンピースに犬形のバッグというユニークなコーデなど、ゴダール作品でのカリーナは、色あせることのない永遠のファッション・アイコンとして今なお光り輝いている。中でも、カーディガンのチョイスは現在もリアルクローズとして盗む価値ありだ。

※1950年代末にフランスで始まった若い映画人による映画運動

 

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「気狂いピエロ」
配給:オンリー・ハーツ 全国ロードショー中 劇場詳細は公式サイトにてご確認ください。

 

 

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