ショート特化からの転換。トレンドを味方にした#レイヤーボブ sand Hearts ginza坂藤友紀さん#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人
「写真は文字入れ有り」「リールは反応薄め」自分のアカウントの見られ方を研究

―坂藤さんのInstagramは、スタイルの投稿はお客さまではなく、モデルさんがメインですよね。モデルに限定しているのには、何か理由があるのでしょうか?
はい。私はInstagramを始めた当初からずっとモデルさんに登場してもらっています。というのも、世界観を表現しやすくなるんですよ。ヘアだけでなく、私がメイクをして、ファッションも含めてディレクションしています。モデルだからこそ、「こんな女性像を提案したい」というイメージを一枚の写真に詰め込むことができるんですよね。

投稿はモデルを起用し世界観をわかりやすく
―なるほど。でも、サロンスタイルの撮影よりも準備に手間がかかりそうですよね。
そうですね。私が集客したいと思っているお客さまは、自分と同年代の30歳前後の女性。そのためモデルさんのイメージも同世代になるように意識していて。ただ、サロンモデルさんは大学生など若い女性が多く、しかもロングヘアが主流! 理想にあったモデル探しは、そういう意味では確かに少し大変ですね。
撮影は、多いときで月4回、少なくとも2回はするようにしています。Instagramを始めたときからずっとやっているので、投稿素材のストックも豊富です。新しい写真に限らず、反響があった写真を再投稿することもあります。始めた当初は1日5回投稿している時期もありました。軌道に乗るまではInstagramのアルゴリズムを見ながら投稿回数は調整していましたが、今は集客も安定しているので、自分のペースで投稿しています。

―おしゃれ感もありつつ写真にしっかり文字が入っているのも印象的です。
文字入れは昔からずっとやっています。目的は「視認性を高めること」。色を使うとごちゃついて見えるので、シンプルに白でトーンは統一しています。かつては文字なしのシンプルなInstagramに憧れていた時期もあって、チャレンジしてみたのですがいまいちしっくりこなくて。結果的に私のアカウントは、文字を入れてわかりやすさを優先したほうがいろいろな人に見てもらえるとわかりました。
今、リール動画を載せる美容師さんが多いかと思いますが、私はあまりリール投稿をしていないんです。リールが伸びやすいアカウントがあるかもしれませんが、私の場合は写真投稿の方が反応がいいんです。それにカウンセリング動画などを撮るのが正直苦手、という理由もあります(笑)。無理に流行を追うよりも、自分らしい発信スタイルを大事にしています。
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投稿はわかりやすさとおしゃれ感が共存
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