王道から外れて、お客さまに寄り添う発想から生まれた森川流カチモリヘアALBUMのママスタイリスト・森川早喜さん#♡♡♡♡♡♡♡でTOPに出てきた人
森川流カチモリヘアが生まれた背景にあった、後輩への想い

―カチモリヘアを発信するきっかけは、何でしたか?
スタッフがすすめてくれたことがきっかけです。もともと私は、韓国ヘアやアレンジを推していたわけではなく、SNSにも注力していませんでした。ALBUMに中途入社したときは顧客ゼロからのスタートで、「目の前のお客さまに技術以上に想いをのせる」という信念のもと、寄り添ったカウンセリングを徹底し、3カ月でトップスタイリストになったんです。その経験が自信になっていたので、SNSの必要性を感じていなかったんですよね。

でも、新卒のアシスタントが、キラキラした目で「フォロワー数万人いきます!」と目標を語ってくれたときに、「影響力のある先輩でいたい」という思いが芽生えて。そこから、自分が今までチャレンジしてこなかったSNSに、本気で向き合おうと思いました。
―集客目的ではなく、「後輩に背中を見せたい」という気持ちが原動力だったんですね。
そうなんです。2022年に産後復帰してから、時短勤務で17時までしか働けない状況になりました。アシスタントの営業後の練習も、十分に見てあげられない。それでも、いつか「私にについてよかった」と思ってもらえるように、時短でも結果を出せることを証明したかったんです。

アレンジであれば30分枠なので撮影も無理なく行えますし、後ろ姿で投稿すれば始めやすく、続けやすい。自宅でもセルフアレンジなら撮影できます。もともとアレンジに苦手意識はありましたが、「打ち出しはこれしかない」と思い、挑戦することにしました。以前はあえて特化をしない”幕の内弁当”みたいな私でしたが、ひとつ軸がある“唐揚げ弁当”のほうが、SNSでは伝わりやすいなと思ったんです。

―産後は4カ月で復帰され、赤ちゃんを抱っこしながら撮影していたこともあったそうですね。
そうなんです。でも、セルフアレンジ動画は全くバズりませんでした(笑)。転機になったのは、先ほど言及していただいたお客さまのボブアレンジ。冒頭で完成形を見せているので、「こんなに短い髪だったんだ」という意外性と、「ボブでもこんなアレンジができるんだ」という気づきがあり、多くの方に見ていただけたのだと思います。リボンの結び方の動画も伸びました。どちらも、今年に入ってから投稿したリールです。
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大人気リボンの結び方動画
―投稿で工夫していることは?
アレンジが苦手な方や、興味がない方でも目が止まり、飽きずに見てもらえる動画づくりを意識していますね。完成していく過程がハマりやすいので、アレンジもプロセスが自然と伝わる構成にしています。また、リールはテンポが大切なので、1秒ごとに動きが変わるような工夫も。それから「これを見せたい」という自分目線ではなく、「視聴者は何を見たいのか?」という視点に立つようになってから、グッと伸びるようになったと思います。SNSに対するこだわりが強すぎなかった分、周囲の意見を柔軟に取り入れられたことも良かったのかもしれません。