模倣より思考、自分の“答え”を見つけよう〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき6つのこと」〜MINNANO北原義紀

まとめ:「今」が苦しくても、それでいい

 

 

もし今、うまくいかないと感じていたとしても、それでいいんです。そして、今楽しいという人ももちろんそのままでいい。苦しいときは、そこから逃れるために、どうにかしようと力を尽くすし、うまくいっている人はそうあり続けられるように尽力するはずですから。どちらの気持ちも、持つこと自体が前に進もうとするエネルギーだと思うんですよね。

 

僕だって、20代のころはお金もなくて、仕事ばかりで、楽しいと感じる余裕もなかった。でも、あのとき一生懸命だった時間が、今の自分をつくってくれている。

美容師という仕事は、本当にいい仕事です。僕は経営者ですが、美容師って正直なところ、ハサミを持つ自分の手さえあればお客さまを笑顔にできる。お客さまが一人でもいれば美容師としてプロであれる。そんな仕事、他にあまりないと思います。だからこそ、自分の幹をしっかり育てて、長くこの仕事を楽しんでほしいです。

 

プロフィール
MINNANO_INC   CEO/HAIR Designer
北原義紀(きたはらよしのり)

都内四店舗 大阪二店舗を経営。
MENS HAIR JAPAN GRAND-PRIX、JAPAN HAIR dressing award nominate、
hairartistとしてパリ.ミラノコレクション参加、雑誌VOGUE他担当、美容セミナー年間30本のなど多方面にて活躍。
理美容Wライセンスを保持し、現役でsalonに35年立ち続け6万人のお客さまを担当。
デザインと共に、ケミカル等の知識に深く、美容メーカーやクリニッのアドバイザーなど多岐に渡り活躍する、業界の枠を越えたマルチクリエイター。
Instagram:@minna_no_kita3

 

(文/須川奈津江  撮影/菊池麻美)

 

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