一つのことをがむしゃらに。 “わんぱく”全開でいこう! 〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき8つのこと」〜BELO 島原GO

20代は、美容師として、そして社会人として花開くための”土台づくり“の時期。理想の美容師人生を長く続けるためには、この時期にやっておくべきことがあるはずです。そこで、美容業界のレジェンドと呼ばれる方々に「これをやったから今の自分がある」「今の時代の20代だからこそやるべきこと」など、今後の美容師人生を豊かにするためのヒントを語っていただきました。
今回は『サロンの虎』MCとしても知られる、大阪BELO(ベロ)グループのオーナースタイリスト、島原GO(しまはらごー)さんが登場。20代半ばで全国ヘアコンテストを制覇。その後、大阪でゼロからサロン『BELO』を立ち上げ、教育に力を注ぎながら3店舗を展開するまでに成長させました。そんな島原さんが語る、「成長する20代美容師」に必要な8つのこととはーー。

1つ目:”マルチ型”で全技術を磨こう

20代は、さまざまな技術を吸収し、現場で磨く時間です。SNS時代の今、ひとつのジャンルに特化する美容師も多いですが、それだけではお客さまの幅も狭まります。20代で特化型に絞るのは集客上しょうがない部分もあります。でも他の技術はやりませんみたいなスタンスだとあとで絶対に困る。
もし一生美容師を続けたいなら、若いうちに全技術を学ぶことが大切。僕の経験上、20代前半の努力は30代前半の3倍の価値があります。お客さまのあらゆる要望に応えられるよう、広く深くスキルを磨いておきましょう。オールマイティな技術力は、必ず将来の自信になります。

2つ目:”空中戦”だけで戦わず、”陸上戦”を意識しよう

SNSに力を入れても結果が出ずに悩む美容師は多いですが、SNSで成功できるのは一部の人だけ。ならば“空中戦”ばかりに頼らず、リアルな“陸上戦”を強化してみてください。お客さまと丁寧に向き合い、リピートにつなげる地道な努力が一番の成長になります。
SNSでバズっている美容師と自分を比べる必要はありません。目の前のお客さまの笑顔こそ、確かな自信につながります。SNSの波に惑わされず、現場で信頼を積み重ねていきましょう。