一つのことをがむしゃらに。 “わんぱく”全開でいこう! 〜レジェンドが語る「成長する20代美容師がやるべき8つのこと」〜BELO 島原GO

3つ目:朝は1日の始まり。元気に挨拶を!

これからの時代に求められるのは、技術力だけでなく“人間力”です。お客さまを笑顔にし、スタッフと気持ちよく働ける美容師であることが大切。
朝、出勤してスタッフとしっかり目を合わせ、元気に挨拶していますか? 朝の空気感は、その日のサロン全体に伝わります。普段からスタッフとお客さまに敬意をもっていれば、「ありがとう」「ごめんなさい」も素直に言えるはず。当たり前のことを丁寧に積み重ねる——それが、長く愛される美容師の第一歩です。

4つ目:”心”を通わせる仕事を意識しよう

「コスパ」「タイパ」という言葉が飛び交う時代ですが、美容の現場に必要なのは“心の通う仕事”です。最初は「自分のため」に始めた美容師の道も、経験を重ねるうちに「お客さまのため」「仲間のため」へと意識が変わっていきます。
心を込めた仕事を続けるほど、やりがいと喜びが深まります。僕は18歳で美容師になりましたが、今が一番楽しいです。人の心に触れながら成長できる仕事の本質を、20代のうちから大切にしてほしいと思います。

5つ目:失敗を恐れず、挑戦しよう

髪質はお客さまの数だけあり、動画やマニュアルだけでは対応しきれません。「ブリーチ毛にパーマは無理」と決めてしまうのではなく、やれることはやってみる。
例えば、ブリーチ毛には絶対パーマはかけれないじゃなく、要望に応えられるパターンをウィッグで試す。薬剤の勉強をして、自分の枠を超える仕事をリスクを最小限にしてチャレンジするということも必要かもしれません。
教わった通りのことだけでなく、時には既存のルールから外れてみる。自分の手で確かめ、工夫して、改善していくことが成長の近道。若いうちは失敗してもリカバリーがききます。恐れず挑み、技術も度胸も磨いてください。その積み重ねが、未来の信頼につながります。