【10分カット】栗原貴史のPEEK-A-BOOプライド炸裂!撮り直し修正一切ナシの一発撮り動画をYouTubeにて公開中。正統派ショートの最速サロンワークは要チェック

 

それでは10分カット、スタートです!

 

ここからは【完全ノーカット】のカット動画に合わせて、栗原さん自身による生解説でお届けします。

 

 

センターからすくいあげて切っています。続いてセンターから左サイド、次に右サイド。1線目のスライスに合わせて45度、下にシェープして、スライスに合わせてカットしています。3線目も少しずつリフトアップしてカットしています。

 

 

ここで大事なのはスライスを綺麗にとって、スライスと共にカットの手が動いていくこと。自分のガイドがわかるように、スライスは綺麗にとるのが大事。あとスライスを綺麗にとっておくと、スライスの際のところから綺麗にシェープできますね。

 

 

カットをスピードアップさせるために、片側サイドを先に切って、逆サイドを切ります。カットに慣れないうちは、両サイドを同じように切ることが大切だと思うのですが、慣れてきたら片サイドずつ切っていくのもありだと思います。

 

 

ここで注意したいのは、人の頭にはクセがある、ということ。クセの毛流れに合わせてシェイプします。サイドに入って、スライスに対して90度に引き出します。ステムは45度です。ガイドをしっかりと見ながら、後方から前方に向かってカットしていきます。

 

 

3線目に入ってくると頭の形がハチから急に変わるので、ステムを下げないように、少しずつあげながらカットしていく。そうすることで重さが溜まりすぎない。そして逆サイドも切っていきます。

 

 

ダッカールもなるべく使わない方がスピードアップします。上の毛が邪魔してくるので、なるべく綺麗にシェープして留めておく。またシェープして、ハサミを持たない方の手でブレないように操作することも基本姿勢として大切です。これがブレてしまうと、角度がズレてしまいます。

 

 

ずっと一定の作業をしているように見えるんですけど、一定の作業をしていく上での左手の動きもポイント。求める位置に引き出す、右手のシェープ、安定したところに持っていくシザーワーク。この3つの要素が整うことで、カットをスムースに行えると思っています。

 

 

今やっているのは、表面の角とりです。下にグラデーションを入れてきたので、表面に角が出てきます。その角とりをハチ上のところでやっています。ゴールデンポイントから頭頂部にかけてまずは角をとって、角が出てきたらその前方と後方にさらに角が出てきます。そのつながりをチェックしています。

 

 

ハチ周りは角ができやすい部分。この部分のチェックがあるかないかで、角が出てしまったところを余分に質感調整する手間がかかります。この段階でよりスリークなグラデーションのラインにしていきます。これが終わったら全体の質感調整に入ります。

 

続きはYouTubeでチェック

 

 

 

PEEK-A-BOO

アートディレクター/NEWoMan新宿店店長

栗原貴史  (くりはらたかし)

1982年生まれ、静岡県出身。高校卒業後に上京し、国際文化理容美容専門学校を卒業後『PEEK-A-BOO』に入社。サロンワークを中心に撮影やセミナー講師として幅広く活躍。2016年、NEWoMan新宿店店長としてオープニングから率いる。2020年、アートディレクターに就任。ヘアコンテスト受賞歴多数。

Instagram:@kuri0804

 

 

(動画制作/トカジショウタ)

 

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