言葉も行動も、常にまっすぐに。 それが自分と周りを前向きにする! Lond GINZA/代表・斉藤信太郎さんの「ポジティ部」【後編】

【Training 04】ポジティブな気持ちで人とつながろう!

プラスのエネルギーで人と向き合うと、どんな効果がある?ポジティブなコミュニケーション方法を知ろう!

 

常に嘘をつかないからこそ、本当に伝えたい言葉がストレートに刺さる

 

 

僕は、スタッフに対して「褒めてやる気を引き出す」ことや「こう言ったらテンション上がるだろうな」ということを常に言ったりはしません。褒めるときは、本当に心からそう思ったときだけ。だからこそ、僕が何か伝えたときにはすごく刺さるんだと考えています。

 

そのためには、常に嘘なく、まっすぐでいなければいけません。限られた時間の中で自分の言葉をどれだけストレートに伝えられるかって、普段から僕が嘘のない人間だという前提がないと成り立たないですよね。声をかけられたスタッフがどこかで「モチベーション上げるためにこう言ってくれているんだな」と思ってしまうと、どうしてもその言葉はすんなり入ってこないはずですから。「斉藤さんが言うんだから、本当なんだろうな」と思えるから、雑念なくポジティブな気持ちで頑張れるのではないでしょうか。

 

 

こうして話していると、自分って尖ってるなって思います(笑)。周りの人からは、好き嫌いがはっきり分かれる性格をしているだろうというのは承知の上なんです。

 

でも、スタッフや仲間など、近くにいる人が幸せであってほしいというのは真実で、これこそが僕の「ポジティ部」な活動です。

 

僕自身は、「ポジティブでいるための努力」はしていない、根っからのポジティブ人間です。ネガティブな人の気持ちが分からない、というのは僕に足りない部分かもしれません。例えば、「技術がうまくならない」「痩せたい」など相談をうけることがありますが、何も難しいことはないですよ。ただ、まずはやってそれを続けれいいだけなんだから。

 

今、辛いとか辞めたいとか考えている人は、なぜ自分が美容師になったのかを思い出してください。そのマインドセットができたら、ネガティブな気持ちになる前に、自分が決めたことをやるだけです!

 

♦♦♦Training04のおさらい♦♦♦

 

嘘をつかず、自分の言葉で語ると、そのままの自分を受け止めてもらえる

 

 

プロフィール
Lond 代表取締役

斉藤信太郎(さいとう しんたろう)
日本美容専門学校卒業。表参道の有名サロンを経て2013年に独立。美容学校時代の仲間とLondを立ち上げる。現在インドネシアを含め13店舗を展開中。「Hot pepper beauty AWARD」にて、2年連続で全国1位を獲得するなど、技術面でも顧客から熱烈な支持を集めている。

 

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(文/須川奈津江 撮影/金田 裕平)

 

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