【美容師のハサミ】ZACC高橋和義:芸能人御用達サロンと言えばココ!30年以上に渡ってサロンプロダクツを開発、噂の育毛剤セラムソーダも検証

 

シャム猫&フクロウ。こだわりのハサミ

 

 

トカジ:では高橋さんのこだわりのハサミを紹介していただきたいと思います。

 

高橋:一般的には指かけがついているハサミが多いと思います。こちらのハサミは、この削り込みをシャム猫のイメージで作りました。もう一つはフクロウをイメージして削り込んでいます。

 

 

ハサミのハンドルがしっかりしてくると、それに対して刃が貧弱だと軽く感じてしまう。逆に刃が重いと、ハンドルがすごく貧弱に感じると思うので、そのバランスを考えながら作りました。厚めな部分でもしっかり切れるように、中間はハマグリ刃です。また縦にチョップカットしやすいように、刃先は平刃になっています。

 

 

ドライでストロークすることも想定しています。平刃だと刃が引っかかったりする部分があるので、こちらは毛が逃げるような形状になっています。

 

 

トカジ:シャム猫とフクロウのデザインモチーフはどこから?

 

高橋:もともと使っているハサミが、もうちょっとおしゃれにならないかなと思ったのが発端でした。それでハンドル部分のデザインを、角を削ったり付け足したりしてもらって、飛び出る位置の関係とか、カーブの角度まで計算しています。指を入れる時の角度も考慮して、斜めにも削ったりするなどの工夫を加えて完成しました。

 

 

セニングの方は、逃げないように均等に切れることと、まっすぐに挟んでもセニングの跡がつかないように湾曲。これで22〜23%、1回でとれます。自分の切り方に合わせて、自分のオリジナルで作ってもらったので、うちのサロンのロゴが入っていいます。あとハサミ屋さんが全国でも売りたいということで、ロゴ無しのモデルも売っています。

 

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