ペンとハサミで理想を描く!? 今注目のスーパーアシスタント  

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美容師の卵であるアシスタントという立場は、苦労がつきものの下積み時代と言われてしまいがち。しかし、美容業界の将来を担う彼らのなかには、既にその個性でひと際輝いている人がいます。そこで今回は、「デッサンを武器に活躍するスーパーアシスタント」として、atelier [es] ×[jill] HAIRDESIGNのKO-WA(こうわ)さんをご紹介します。

 


 

モットーは「ホスピタリティマインド」

 

−アシスタントという立場で働くなかで、ご自身が大切にしていることは何ですか?

 

僕が一番大事にしているのは、「ホスピタリティマインド」。お客さまをお迎えする気持ちです。店舗に来店されるお客さまのなかには、数ヶ月に1回のペースで来店される方もいらっしゃれば、ご新規の方もいらっしゃいますよね。でも例えば、お客さまがご来店されたときのお声がけ、ご案内といった当たり前の接客を普段から徹底していれば、久しぶりのお客さまにとっては緊張しない雰囲気を作ることができるし、初めて店舗にいらっしゃったお客さまにとっても、第一印象として過ごしやすい環境を作ることができると考えています。

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−そういった姿勢は周りの方から学んだものなのでしょうか?

 

特定の誰かから学んだというより、一番大きいのは自分自身の経験ですね。ほかの美容室で自分自身が受けた接客や、それぞれの店舗のよい部分とそうでない部分を見て、そこで自分なりに感じたものを、美容師としての自分の考えや姿勢につなげていますね。

 

きっかけはスタッフの誕生日に描いた似顔絵

 

−デッサンを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

 

元々絵を描くことは好きだったのですが、あるスタッフの誕生日に似顔絵を描いてプレゼントをしたことが、人をデッサンするきっかけになりました。それで、実際にモデルさんを使った撮影で事前にデッサンを描いてみました。僕の場合、ヘアスタイルのイメージをいきなり髪の毛で具現化するよりも、一度デッサンで紙に描き起こした方がやりやすいなと感じて、撮影時も描き始めるようになりましたね。

 

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−デッサンを描くことはどのように役立っていますか?

 

僕は口で説明するのが苦手な部分があるので、撮影のときに事前にデッサンを描くことで、カメラマンにイメージを明確に伝えやすくなるのがよいですね。自分のイメージを伝えるツールになっています。それから、モデルさんにも「こういう形にヘアが変化します」とイメージを最初に伝えられるので、撮影のときにも緊張せず、安心して挑んでもらえるのがよいところですね。

 

>デッサンを描くときに気をつけているポイント

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