20〜30代男性の4割が悩む薄毛、美容師はどう立ち向かう?
美容師のコミュニケーション能力が問われる! 今まで受けた不快な対応とは?
Q.薄毛を気にしているとお答えの方に伺います。
薄毛のことで、美容師から嫌な対応や言動をされたり、不快な思いをした経験はありますか?
薄毛を気にしている人の内30.5%の人が、不快と感じる対応や言動をされたことがあるようです。いったいどんなことをされてしまったのでしょうか。
Q.前問で薄毛のことで、美容師から嫌な対応や言動をされたり、不快な思いをした経験がある方に伺います。どんなことが嫌だったかを詳しくお聞かせください。
1番多い回答が、「してもらいたい髪型とは違う髪型にされた」。その次に「薄いですねと言われた」「育毛剤をすすめられた」と直接的に薄毛を指摘されたという回答が続きます。
直接的に薄毛を指摘することはタブーですが、薄毛を無視したまま施術を進めるのもお客さまは疑念を抱いてしまいそう。
難しい対応を迫られますが、お客さまのオーダーになるべく近づけるよう、きちんとカウンセリングをする。難しいオーダーのときにはフォロー、もしくは代替案を提示してから施術をはじめる…。基本的ですが、お客さまが抱えている悩みがセンシティブであるほど、真摯に向き合うことが求められそうです。
なかなか人には相談できない悩みを解消してくれる美容師に出会えたら、きっとその人のところにずっと通いたくなるはず。
また、今のお客さまが年齢を重ねたときに、頭髪の悩みを抱え始めるかもしれません。そうなったときに、すぐに相談してもらえるような関係性を築けていれば、美容師冥利につきるのではないでしょうか。
数多くのお客さまは信頼できる美容師を探しています。お客さまにとって“最後”の美容師になれるよう、日々更新される美容情報のアップデート、接客術の復習を心がけていきましょう。
(株式会社セイファート 美容師アンケート調査より)