【Vif田中元】シャドールーツの全てが分かる!最新カラーレシピで作るオンカラーをリクエストQJのYouTubeチャンネルにて公開中!

 

失敗しない。そして美しく仕上げるオンカラー

 

最近のトレンドカラーの傾向として、ベージュを基本として考えることが多いです。基盤となるベージュがあって、そこに何かを足してズラしていけば、お客さまのニュアンスに近づけると思います。ピンクを足したり、グレーを足したりとか。相性の良いベージュを基本に展開していけば、失敗は少ないです。最初から強めのお色を提案していくより、少しずつ近づけていく方がオシャレ感につながると思います。

 

 

美容師さんから質問で「根元のカラーが塗り終わったとき、そのカラー剤が毛先につきませんか?」と聞かれることも多いです。コーミングした時につく場合もあるので、あらかじめ用意しておいた毛先用の明るいベージュをここに塗ってしまいます。カラーはだいたいその最初に塗った薬が優先され、支配率が高くなります。先に毛先用のカラー剤を塗っておけば、この根元の薬を下ろしてきても事故になることがないです。

 

 

サイドに移ります。5対5の比率で落としてきているんですけど、そのまま斜めでつなぐようにしてあげます。ちょっと斜めスライスで取って、前上がりで筋感を演出します。

 

 

目の粗いコームを使うのもおすすめです。施術に集中しすぎてしまって頭が真っ白になることがあると思いますが、こうして逃げ道をたくさん用意しておくと、自信を持って施術ができるはずです。

 

 

丁寧に塗るというよりは、まずスピードの方が大事です。スライスを取って、このタイミングで毛先にもつけておきます。ここから根元のチェックをして、欲しい比率まで前上がりで持ってきます。もしアシスタントがいなくて、毛束を持ってくれる人がいない場合は、アルミホイルをここに乗せましょう。そうすれば一人でも施術が可能です。

 

 

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Vif

代表

田中 元(たなかげん)

 

1982年生まれ、神奈川県出身。21歳で美容業界へ。横浜の人気ギャル系サロンで働きながら美容専門学校通信制を卒業し、15年間の勤務中に店長などの要職も経験。2014年に経営権を譲渡し、カラー特化型サロン『Vif』をオープン。2017年からサロンワークに加え、デザインカラーの講師活動にも尽力。業界最大級カラー特化型オンラインサロン「HAIR COLOR ACADEMY」の認定講師として、運営にも携わっている。

Instagram:@vif.tanaka

 

 

(動画制作/トカジショウタ)

 

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