【業界動向】一人で独立?それともパートナーと共に?サロン経営が多様化する中、パートナーとの起業を選ぶ動きに注目。運命共同体でもあるビジネスパートナーとの相性度は?

#3 友情を超えた関係値。全て同じ感覚で仕事を共有できる、信頼度100%のパートナー。

SHARON(シャロン)@sharon_hair2021

2021年12月オープン。全ての技術において高い技術力を持ち、それぞれの個性を集約させて少数精鋭のサロン。再現性の高いエッジの効いたヘアスタイルを得意としており、特にショート、ベリーショートのカット技術は業界でも高評価を得ている。

 

 

 

プロフィール
森平祐介 代表 @yusuke0808m

神奈川県横浜市出身。都内数店舗を経てSHARONをオープン。レザーとシザーを使い分けた再現性の高いカット、柔らかいパーマスタイルを得意とする。

 

プロフィール
郡司泰之 代表 @yasuyuki_gunji

福島県出身。数々の美容業界誌、一般誌、広告を担当。セニング、レザーを使わずシザーのみでカットする“今までにない、似合わせカット”を得意とする。

 

Q1. お二人の出会いから、サロン出店までの経緯を教えてください。

 

専門学校の同級生でした。お互い10年以上原宿表参道エリアの別の有名サロンで働いていて、気が付けばこのエリアにたくさんいたはずの同級生が、自分たち2人しかいなくなっていました。

2018年頃、そろそろ2人でお店をやるかとの話に。別々のサロンで働いていながらも同じような下積み時代を過ごし、美容師として働き、価値観などが近かったため、2人なら一緒に戦えると確信していました。そこで、お互いの働き方をリアルに分かり合うために、当時森平が店長として勤めていたサロンに郡司を引き入れ1年間一緒に働いた後、SHARONをオープンしました。

 

 

Q2. それぞれの役割を教えてください。

 

どちらも代表という肩書きではあるので、全ての責任を担ってはいるのですが、基本的に森平が店長経験を活かし経営全般や対外的な役割を、郡司がトップスタイリスト的な立場で営業メインに動いています。

 

 

Q3. 相手をビジネスパートナーに選んだ決め手は?

 

価値観が近いことと、柔軟性があること。誰よりも努力をしてきたことを、サロンは違えど長年見てきたので、上手くいく未来しか見えなかったです。お互いに1人では足りない部分を補うことが出来ると思いました!(森平)

同じ時代に同じ土地で頑張ってきた同志だったこと、苦楽を共にしてきて尊敬しあえることです。(郡司)

 

 

Q4. 意見が分かれたり、ぶつかった場合、どのように解決していますか?

 

若手の意見を聞くようにしています。原宿というエリアでお店をやる上で、自分らオジサン世代の意見より、若手の意見が絶対に正しいと感じることが多いので、柔軟に取り入れるようにしています。

 

 

Q5. ビジネスパートナーとなってから、それまで知らなかった相手の新たな一面やギャップはありましたか?あれば詳しく教えてください。

 

基本的には元々のイメージとあまり変わりませんが、思っていた以上に温厚で優しい人でした。怒っているところや、誰かの悪口を言っているところを、一度も見たことがない、いいやつです!(森平)

本来の空気感はそのままでしただが、営業中・営業外問わず、まとめるところ、決断するところ、見守るところなどにメリハリが付いていて、頼りになります!(郡司)

 

 

Q6. ビジネスパートナー制がうまくいく秘訣は?

 

怠けるとお互いすぐにバレるので、伝わるレベルで一生懸命生きること。どちらかが自分ばっかり頑張っていると思わないように、それぞれ一生懸命生きています。(森平)

 

持ちつ持たれつ。2人別々の良いところが合わされば、困難があっても良い方向に向かえるし、掛け算効果でさらに強力になると思っています!(郡司)

 

 

Q7. 今後の目標は?

 

お店を大きくして、“自分たちが育てた”と思えるスタッフを増やしていくことです。

あと技術や知識、経験を大きく持っている2人なので、それをしっかり後輩に伝えて、それがまた下に伝わって…という体系と歴史を作ることです!(森平)

 

自分も含め、スタッフの全員がもっと上手くなること、そして必要とされること。そんなスタッフがたくさん増えていけるような環境を作ることです。(郡司)

 

 

Q8. パートナーを他己紹介してください!

 

【森平→郡司】

今までどれだけ美容師として頑張ってきたかは、仕事をみたら分かる、めちゃくちゃ努力の人です。

【郡司→森平】

地道に美容師を続けてはや19年目。圧倒的な技術と雰囲気の柔らかさの中にある広い視野、決断力、臨機応変に対応できるしっかりとした軸が存在しています。美容師として、お店の代表として、お客さま、スタッフはもちろん、関わる人全てにベストを尽くします!

 

 

 

本企画ライターのわたくし水戸は、PARKというサロンをパートナーと共に運営しています。僭越ながら私たちのパートナーマインドについても最後にご紹介させていただきます。

 

>#4    スタイリストとレセプションのW代表。ALL女性スタッフの新形態サロン

 

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