「月商2億」TikTok Shop日本一!”世界一の美容師”京極琉が語る「なぜ美容師が、メーカーやインフルエンサーよりも売れたのか」
「3年逆算思考」“選択”が未来を変える

――ところで、京極さんは美容師としてサロンワークも続けられていますよね。どのようにバランスを取っているんでしょうか。
週1日だけ、サロンワークをしています。実際のお客さまと話すことで得られる”生の声”は、商品開発やブランド戦略にすごく役立つので、施術中の会話は大切にしてますね。ちなみに、僕の客単価は3時間施術で150万円です。1日最大2人までですが、予約は常にいっぱい。リピーターは3ヵ月に1回のペースで来てくださいます。サロンとライブという2軸だからこそ、両方から得られるインサイトが掛け算になっている感覚はあります。

――京極さんは、常に新しいアイデアが浮かんでいる印象ですが、どういう思考法で生まれるのでしょう?
僕は、「選択」がすごく大事だと思っています。どの領域に時間や努力を注ぐかを意識的に選ぶべきで、その選択が、1年後、2年後を大きく変えます。僕自身は3年スパンで未来を考えて、その中で逆算して”今すべきこと“を決めていますね。選択を一度で決めず、頭の中で2〜3回シュミレーションして、それで納得できたら行動に移すようにしています。もちろん、すべてが成功するわけではありません。たくさん失敗もありますよ。でも、時間と共にゆるやかに成長していれば、それもまた価値になると思っています。
美容師としてスタートしたときの“夢”を、その後の環境によってあきらめてしまう人は多いと思うんです。でも、美容師の可能性は大きいんですよ。TikTok Shop は、その可能性を外に広げるきっかけになると思っています。

――最後に、これからライブコマースやTikTokに参戦したい人に向けて、メッセージをお願いします!
挑戦にはリスクもありますが、それ以上にチャンスが詰まっていると思います。美容師として可能性を広げたい人は、まず一歩を踏み出してほしい。TikTok Shop を始めて、ライブという舞台に立ってみる。最初はうまくいかないこともあるでしょうけど、継続と改善で道は必ず開けます。「やりたいことをやる人生」をあきらめないでほしいですね。

- プロフィール
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京極 琉(きょうごく・りゅう)さん/Salon Ryu
1994年、上海生まれ。12歳で来日。国際理容美容専門学校夜間課程で学びながら、美容室でアルバイトを開始。2016年に渡英し、半年間でVidal Sassoon Academy, TONI & GUY Academy, SANRIZZ Academyで学ぶ。現地の著名ファッション誌に作品が掲載される。2017年7月、東京・赤坂に「Salon Ryu」をオープン。翌年、ロンドンでのInternational Visionary Award(Cut & Color部門)でグランプリを獲得。セミナー活動や商品開発、コンサル業、ライブコマース事業など幅広く活躍中。2025年6月、TikTok Shopを開設し、売上日本一に。
Instagram:@ryuhairartist
(文/織田みゆき 写真提供/KYOGOKU)