クラブ好きも唸る有名アーティストが集結し、900人以上が熱狂! LECO5周年イベント「SCRAMBLE」の狙いを内田聡一郎さんに聞いた

 

 

釈迦坊主、Licaxxx、kz (livetune)、Gokou Kuyt、KENYA FUJITA…そうそうたる顔ぶれがプレイしたLECO5周年イベント「SCRAMBLE」。どうして音楽中心のイベントにしたのか、「SCRAMBLE」というイベント名にどんな想いが込められているのか、そしてイベントを通じて伝えたかったメッセージとは? オーナーの内田聡一郎さんに聞きました。

 


 

ベロベロに酔っ払った法被姿の内田さんがDJ

 

 

編集部:LECOの5周年記念イベント「LECO Co., Ltd. 5th Anniversary SCRAMBLE」が大盛況でした! ラッパー&トラックメーカーの釈迦坊主さんや人気DJのLicaxxxさん、音楽ユニットlivetuneなど、アーティストの顔ぶれにも驚きましたし、参加者は900人以上だったとか。内田さんステージも大盛り上がりでした。

 

内田:ありがとうございます!僕はベロベロに酔っ払っていたし、DJというよりカラオケ大会みたいなノリになっちゃいましたけれどね。もうあんまり覚えてなくて、次の日は二日酔いでやばかったですね。

 

編集部:5周年記念イベントは盛大にやろうって考えていたんですか?

 

 

内田:本当は1周年記念、2周年記念もやりたかったんですよ。でも1年目は自分に余裕がなく、2年目はコロナ禍で見送っていたんですね。2周年記念のときは出演者も決まっていたし、そろそろPRしようという段階だったんですけど。それからコロナの影響で様子見を続けて、去年の年末くらいから動き出したという感じです。

 

編集部:音楽中心のイベントにしたのはどうしてですか?

 

内田:僕がDJをやっているからっていうのもありましたが、心から解放されるお祭り騒ぎみたいなものがコロナ禍でなくなってしまっていたから、自分たちでつくろうと思ったんです。誰かが先陣切ってやらなきゃいけないと思っていたんですよね。「なんか面白いことやっているぞ」という空気感にしたかったというか。

 

雑多なカルチャーが交差する渋谷の象徴、スクランブル交差点

 

 

編集部:SCRAMBLEというイベント名も印象的です。

 

内田:渋谷の象徴にスクランブル交差点があると思うんですけど、僕は渋谷が自分のホームだと思っているんですよね。色々な人やカルチャーが交差して、新しいものを生み出す力がある街だと思っていて、僕もLECOもその中で、「らしさ」を育んできました。

 

一方で、記憶に残る美容師、記憶に残るヘアサロンという唯一無二の個性が希薄になっているような気がしていたし、5周年の節目で改めて記憶に残るサロンのあり方を世の中に提示していきたかったんですよね。

 

 

編集部:フライヤーにはずらりとアーティストが並んでいますが、どうやって募ったんですか?

 

内田:2/3くらいがLECOのお客さんなんです。残りの1/3はスタッフのネットワークで呼んでもらいました。当日ステッカーを配ったんですが、これも有名なイラストレーターさんにお願いしてつくってもらったんですよ。

 

 

だから、LECOを祝うためにきたお客さんだけじゃなく、お目当てのアーティストがいるからきてくれたお客さんも相当多かったです。でもこれも、僕の狙いだったんですよ。「内田がイベントやるから行こう」っていう感じにしたくないと思っていて。それよりは、「なにこのイベント、え?美容室が企画してるの?」みたいにしたかったんですよ。その通りのイベントになった気がします。

 

>クラブ好きも驚く!常識やぶりのイベント設計

 

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