若手と共に作る、新しい“NEXT LEVEL”

―今回のヘアショーのコンセプトには、現場で活躍する美容師ならではの気づきがあるそうですね。NEXL LEVELの見どころを教えてください。

花岡：

僕と一緒にステージに立つのは、若手スタッフの松岡夕夏です。普段は僕のヘルプとして、モデルのブッキングから、衣装合わせなど裏方としてやってくれている抜群のセンスの持ち主。そんな彼女に、あえて今回は “伝える側”としてステージ立ってもらいます。自分自身も、松岡を指導しながら、共に成長できる。演出や作品のクオリティを高めつつ、MINXらしさと新しい表現を両立させる構成にしていきます。

はんぺん：

若手が奮闘する姿を見れば、僕らも刺激を受けます。主役は僕ではなく若手と言ってもいいくらい、若手に主導権を握らせたい。代表と若手が共に舞台に立つことで、双方のレベルが上がるんです。これこそが「NEXT LEVEL」の本質です。ちなみにREDEALからは、TikTokで地道な発信を続けている「ばなな」が出演します。

岩本：

Skillからは僕と小林圭祐が出演します。小林は、この1年でスタイリストになり、店長にも抜擢された期待の若手スタッフ。予想をはるかに上回る頑張りで成長してきたスタッフに、こうした新しい景色を見せたい。挑戦の切符を手にするのは、積み重ねてきた人にだけ権利があるんです。誰にでもチャンスがあるわけではないと思っています。

小林（Skill）：

岩本から受け継いだこのバトンを、全力で形にしたいと思います。若手という、今この瞬間だからこそ、表現できることがあると思っていて。SNSでは伝えられない、ステージだからこそ見せられる技術とトレンドを自分なりの解釈で、全て出し切ります。

堀江：

僕自身、これまで何度かヘアショーのステージに立たせていただきました。ステージで表現することで、見てくれる学生さんや美容師さんに「自分にもできるかもしれない」と前向きな気持ちを感じてもらえたら嬉しいですね。ヘアショーのように“自分が主役になるステージ”に立つことで、新しい可能性に気づける瞬間があります。たとえ今、壁にぶつかっていても、違う角度から挑戦することで、その壁を越えられるかもしれない。そんな姿を通して、見てくれる人の夢や目標につながるような表現ができたらと思っています。

ちなみにAI TOKYOからは、やる気と熱量のある若手、明星智紀を選びました。夢や目標を届けたいという意志を強く持っているスタッフです。ぜひ注目してください。

サロンを超えた競演、プロの技術と表現を目撃せよ

―各サロンの持ち時間で、どんな仕掛けが用意されているのか気になります。現時点で決まっていることがあれば教えてください。

はんぺん：

普段はフードを被ってステージに立つのが定番になっている僕も、今回はフードなしで登場します（笑）。しかもドラマ仕立てのヘアショーに挑戦する予定で、今、映像を撮り溜めているところ。映画のような演出で、地道に実績を積み上げてきたリアルなスタッフの姿も見せます。観る人を驚かせ、感動させるショーにしたいですね。

岩本：

今回のヘアショーでは、3つのメンズサロンが出演し、それぞれの個性を生かしながら、次世代への継承をテーマにステージをつくり上げます。
Skillでは、仲間としての信頼感、そしてその信頼の上に成り立つ技術の継承を大切にしています。ステージを通して、そんなサロンとしての信念とともに、「自分もあんなふうになりたい」と思ってもらえるような姿を届けたいと思っています。

堀江：

若手もトップも同じ舞台で表現する。仲間として取り組む姿勢が、ステージ全体の熱量につながります。いつものAI TOKYOとは趣向を変えて、色気のあるヘアトレンドも見せていきたいと考えています。

花岡：

心を燃やすような、熱いステージを作りたいですね。MINXらしさもありつつ、新しい表現にも挑戦します。学生さんにはプロの技術と構成力、演出のこだわりを五感で感じてほしいです。

はんぺん：

ステージとして楽しませるだけでなく、髪はしっかり切る。絶対に手を抜きません。他のサロンの本気度も改めて確認できたので、期待を裏切らないショーにしたいですね。

＞対談後は、ビューティガレージのショップへ