北海道で美容師として働く魅力。可能性は無限大

―経営業にお忙しい中、安西さんは今もサロンワークをされているそうですね。

月の半分はサロンに立っています。教育やマーケティングも僕が担っているので、現場で見えてくるものもありますしね。外部のカットセミナーも、いまだに参加しているんですよ。教える技術を学ぶために参加しているんですが、技術も新しい発見がありますし、楽しんでいます。

colで働くスタッフには、確かな技術はもちろんのこと、”美のプロフェッショナル”としてライフスタイルまで広く提案できる美容師になってほしいなと考えています。それができれば、「colに来れば髪以外も綺麗になれる」と思っていただけるはずです。お客さまの来店理由をひとつでも多く作ること、それが僕の役割かなと思っています。今は”頭皮のスキンケア“という新しい取り組みを始めており、常にお客さまを飽きさせない工夫を第一に考えています。

―現在5店舗を展開中の美容室『col（コル）』は、それぞれ内装コンセプトが違うそうですね。

はい。あえて、そうしています。地域密着型なので幅広い年代の客層がいますが、僕がいるサロンは高級ホテルをイメージした内装で、ジャズが流れているラグジュアリーサロンですし、若い世代が好きな韓国トレンドを意識したスタイリッシュなサロンがあったり、ウッドを基調にしたナチュラルなサロンもあります。すべて『col』という店名で作っていますが、そろそろ他ブランドも作っていこうかな、と思っているところです。

―北海道が好きで、札幌で働いてみたいと思っている美容師もいるだろうと思いますが、札幌で働く魅力は何だと思いますか？

街の魅力でいうと、都会と自然のバランスが取れているところですね。郊外には大自然が広がっていてキャンプやウィンタースポーツが楽しめますし、豊かなライフスタイルを実現できます。家賃は東京のように高くないですし、店舗の家賃も半値のイメージ。札幌は200万人都市ですがマーケットは広いですし、美容師にとっては生涯顧客を作りやすい環境なので、それが最大のメリットではないですかね。

―旭川にも1店舗展開されていますが、道内の他のエリアにも今後出店されていくんですよね？

目指しています。札幌郊外からスタートして、千歳や函館、室蘭、苫小牧などに拡大していきたいですね。うちは給料も高めに設定しているので、指名売上を110万以上達成すると、若くても年収570万以上を実現できます。北海道は、東京とはまた違うブランド力を持っていますし、やる気があれば大きなチャンスを掴むこともできる街です。ライフスタイルを充実させながら長く美容師を続けていきたいという人にとっては、最高のエリアではないでしょうか。

プロフィール

安西 勇輔（あんざいゆうすけ）／（株）Lim代表

北海道札幌市出身。高校卒業後、札幌市のサロンで働きながら通信で美容師免許を取得。その後、札幌の有名店1店舗を経て、25歳で業務委託サロンに転職。10数店舗の出店業務に携わりながら、7年間連続で売上トップを記録。2018年、FCオーナーとして独立。2店舗を作り、2020年に完全独立。現在は札幌を中心に美容室5店舗、アイサロン2店舗、セレクトショップ1店舗を展開。異業界の経営者たちと連携を進めるなど、新しい取り組みに挑戦する美容業界のイノベーター。

Instagram：@yusukeanzai

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サロン名：HOI

会社名：株式会社hanico

最寄り駅：円山公園駅徒歩3分

ここがイチオシ！！

HOIは1Fがアイサロン、2Fがヘアサロンとトータルで美しさをご提案するサロンです。来年にはアイサロンもOPEN予定！ギャラリーを併設しており、アートの展示・コスメのPOP UPイベント等で他業種の方ともコミュニティを広げることが出来るのが魅力です。

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