夢は遠く、目標は近く──指名料55万 世界一の美容師・京極琉が語る挑戦のコトダマ

美容師は“複利”で成長できる

 

仕事や人生においても、職業というのは複利のようなものだと思っています。ひとつの職業を長く続けることで、少しずつでも積み上げた経験や技術が、やがて何倍にも大きな成果として返ってくる。美容師という職業はまさにその典型です。

 

逆に、毎年違う職業に飛びついていたら、キャリアはゼロからのスタートばかりで積み上がっていかない。だからこそ、美容師という職業を続けることでしか得られない深みがあると思っています。

 

僕自身、この職業を10年以上続けてきて、ようやく次のステージに立てている実感があります。SNSやITが加わった今、美容師はますます複利の恩恵を受けられる時代になったんですよ。

 

SNSとITが美容師の可能性を無限に広げる

 

 

今、美容師はSNSやITの力で、世界中のお客さまとつながれるようになりました。昔はサロンの中だけで完結していた仕事が、今ではSNSを通じて作品を世界に届けられる時代。インスタやTikTok、ライブコマースを活用すれば、自分の技術やスタイルをリアルタイムで発信できるんです。

 

実際に、僕も海外のインフルエンサーとコラボしてライブ配信を行い、シャンプーや商品を紹介する活動をしています。日本国内だけでなく、シンガポールや香港、台湾などの現地の人たちとも美容を通じてつながることができるのは、このSNS時代ならではだと感じています。

 

美容師という仕事は“人を相手にする仕事”だからこそ、画面越しでもコミュニケーション力が求められる。SNSとITの時代は、美容師の可能性を無限に広げるチャンスだと思っています。

 

 

>美容師は“言葉の力”でお客さまを変える仕事

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング