REDEAL ope. 代表・金子圭介のコトダマ「人生を変える施術」白髪手術はREDEAL代表中村雄樹の一言から生まれた

「白髪やってみれば?」から始まった「人生を変える施術」

 

 

僕の美容師人生の大きな転機になったのが「白髪手術」です。もともとはギャルやギャルママ世代のお客さまに向けて、派手なハイライトを提案していました。けれどオープンから半年ほどでコロナに入ってしまって……。そのときに代表の中村と「どうしたらコロナ明けにお客さまがまた来てくれるか」を話し合ったんです。そこで出たのが、「かわいい写真を見せるだけじゃなく、悩みを解決するスタイルを発信していこう」ということでした。

 

そこで始めたのが、「白髪が気にならないハイライト」の提案。SNSに投稿してみると、お客さまの反応が想像以上に大きくて。「プリンが目立たない」「結んでも立体感が出る」といった言葉と共に、お客さまのお悩みを打開するデザインとして投稿しました。一気にフォロワーが増えて、全国から問い合わせが来るようになったんです。

 

 

最初は正直抵抗がありました。僕自身は「かわいいモデルさんを綺麗に撮ること」に憧れて美容師をやっていたので、いきなり白髪に特化するなんて想像もしていなかったんです。

 

でも実際に大人世代のお客さまの施術を担当してみると、悩みが解消された瞬間にお客さまが泣いて喜んでくださる。その姿を見て、「ああ、美容師って可愛くするだけじゃなくて、人の人生を変えられるんだ」と実感しました。他店での失敗を直すことも多かったので、白衣を着て手袋をして、まるで手術のように直す。その発想が投稿と重なって、「白髪手術」というワードが生まれました。

 

今では台湾やサンフランシスコからわざわざ来てくださる方もいます。北海道から飛行機で毎月通ってくださる方もいる。本当に悩みを解決する力はすごいなと思いますし、自分の中でのやりがいも完全に変わりました。

 

美容師になるきっかけをくれた祖母の「手に職を持つといい」

 

 

美容師を目指すきっかけになったのは、祖母の存在が大きかったと思います。

 

僕の祖母は今でも現役の美容師ですが、僕は小さい頃からよく祖母が鏡越しにお客さまの髪を切っている姿を見て育ちました。その背中を見ながら、祖母が口癖のように言っていたのが、「手に職を持つといい」という言葉です。

 

祖母自身がずっとハサミ一本で仕事を続けてきて、80歳手前になった今でも元気に現場に立っている。「美容師だけは人じゃないとできない仕事だよ」と話してくれて、その言葉も、子どもながらに強く心に残りました。

 

祖母の「手に職を持て」という言葉は、自分の手でお客さまを幸せにし続けるということ。これから先も美容師として生きていく上での支えになると思います。

 

 

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