設立5年でリタイアゼロ! 上司は叱る必要はない。新人はアウェーで戦っているのだから―Lond石田吉信さん

“階層”をつけ、伝えるべき量を変える

 

 

組織が大きくなると情報の共有が難しくなると思います。情報共有において工夫していることはなんですか。

 

なるべく伝達ルートをピラミッド式に流し、階層を飛び超えないようにしています。

例えば、スタイリストの話をするときも、僕から直接現場にはほとんど話しをしません。

僕は直下の総店長に声をかけて、「あのスタッフ、店舗の店長は見れてるのかな?」と注意を促します。そうなると、総店長から店長へと状況確認が流れます。こうすることで情報のヌケを防ぎ、大事なことを上司が知らない、ということを避けることができます。

 

こういう伝達に徹するもう一つの理由に、立場の近いものから伝えるほうが、共感されやすいというコミュニケーションの特性もあります。

 

私の直属の部下である総店長には、思っていることの100%を伝えますが、その下の店長には80%、スタイリストには50%、アシスタントには直接言うことはほとんどありませんが、言うとしたら20%ぐらい。

 

そして、伝えた相手にもそのことを伝えます。『今あなたには100%で言ったけど、それをそのまま部下に伝えるんじゃなくて、自分で考えて伝えなさい』と。そうすることで各々のコミュニケーション能力が高まることを目指しています。

 

やはり、できるだけ年が近いスタッフが話したほうが伝わることもあります。僕が言ったら「怖い」と思われてしまうことも考えられますから。

 

 

―石田さんがアシスタントや新人のスタイリストとコミュニケーションを図る際は、何を心がけていますか?

 

部下に話すときは共通言語を覚えることが大事だと思うんです。上司は、彼らの今の価値観を知り、空いている時間に何をしているか、どういうものでつながりを感じるのかを知る努力をするべきでしょう。特にSNSは欠かせないものだと思います。

 

「インスタみたよ」と声をかけたり、投稿にコメントしたり。LINEで伝えるより、インスタグラムのストーリーズで流れてきたものに対して、一言入れたほうが相手にとってもカジュアルでいいと思うんです。

 

>叱らないことも部下の教育になる

 

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