相手を知り、勝負を仕掛けて点を取る。青木大地の「会食の流儀」 -COA 青木 大地の習慣 後編-

会食の価値を最大化するための下準備

 

 

ありがたいことにほぼ毎日会食にお誘い頂きます。会食の相手は、美容室経営者、美容メーカー、ディーラー、美容クリニックなどさまざま。毎回、めちゃくちゃいい勉強の機会になっています。たとえば、僕が「こんなことをやりたいんだけど」と社内で言うと、社長なのでみんな気を遣って「いいと思います」と言ってくれます。でもそれじゃダメだと思っていて。なので、会食のとき、お相手にプレゼンして「いや、それはもっと違う角度で考えたほうがいいよ」など、率直なフィードバックをもらうんです。このやり取りが大事なんですよね。

 

会食の場は、プレゼンテーションの場だと思っています。また、お相手から経営について教えてもらうことで、まだウチでは取り組めていない打ち手に気づくこともありますしね。

 

でも、一時、会食続きで食べるのが辛かった時期もありました。せっかくおいしいお店に連れていってもらっているのに、味がわからなくなったんですよね。しかも、体重も増えたし、食べたくなくなってしまって。会食のお誘いはうれしいのに、それを拒否している自分が嫌だなと感じました。

 

 

そこで、会食以外では食べないことにしたんです。食べるとしてもちょっとつまむ、ちょっとのどを潤すとか、そのくらい。そしたらさすがに、会食前はお腹がすいているし、のどもカラカラで会食がハッピーになるじゃないですか。こんな感じで、ちょっとキツイと思ったら、思考と仕組みを変えれば楽しいことに変わるんですよ。

 

>会食は自分を売り込む「点取りゲーム」だ

 

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