「美容師は自分たちこそが最高のモデル」——365日、美のアンテナを張り巡らす -Laf from GARDEN 津田 恵の習慣 前編-

服を変えると、仕事の所作も変わる

 

 

正直、自分は昔からおしゃれに疎いほうだと思っていて。美容師になりたての頃なんて、今振り返ると、本当にダサかった(笑)。がむしゃらに働いていたので、楽な服や、汚れが目立たない服を選びがちだったんです。でも、先輩の女性美容師に「美容師は人から見られる仕事だから、身だしなみを手抜きするのは絶対にやめたほうがいいよ」って言われたことがありまして。それから少しずつファッションを楽しめるようになりました。今になって思うのは、実際見られている側の意識を持たないと売れる美容師にはなれないということ。お客さまだって、ファッションも含めて自分に自信のある美容師じゃないと髪を任せたくないですよね。どんなに忙しくても自分が好きでいられる自分でいようと思っています。

 

 

私はネイルも好きで、特に美容師は手を使う仕事だから、お客さんの目にも入るんですよ。もしネイルが伸びすぎていたり、剥げていたりしたら余裕がないのかなと思われちゃいますよね。だから、毎月ちゃんとメンテナンスするようにしています。

 

ネイルや服装を意識して整えると、自然と仕事の所作も美しくなると思います。実際、後輩にもよく言うんです。「たとえば、白い服を着ていると、カラー剤を飛ばさないように気をつけるよね? そうすると、手の動きが丁寧になったり、髪を扱う所作も自然と美しくなるよ」って。 

 

>誰よりもアシスタントの髪を切っている

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング