毎月の参拝で心を整え、家族をチームに――大きなリュックに責任を詰め込んで生きる -MERICAN BARBERSHOP ヌマタユウトの習慣 後編-

どデカいリュックに責任詰めて、自分勝手に生きる

 

 

僕はいつも自分がやりたいことだけやる、と自分勝手に考えています。というのも、嫌々やってもクオリティの高いものはつくれないんですよ。だから、人と一緒に仕事をしているときも、やり方が違うなと思ったら、そのことを伝えてやめちゃいます。

 

でもね、自分勝手にやるってことは自由なんですけど、自由=責任じゃないですか。だから、自分勝手にやるからには責任を取ることにこだわっています。責任が詰め込まれたでっかいリュックを背負って生きているような感覚です。昔からそんな感じなので、「あいつはカスか最強かの二択」と言われていました。ボスが先頭切ってやらないと新しい価値観の会社なんてつくれないし、おもんないでしょう。

 

 

だから、自分の感覚に素直に従って突き進み、孤独とも戦いながら生きていく。そうでもしないと新しいものは生まれない。今は中途半端なものは売れない時代。中途半端じゃお金ももらえないし、スタッフも守れない。僕が新しいものをつくらなきゃ、自分を信じてついてきている人に申し訳がたたない。みんなには、これまで見たことのない景色を見せてあげたい。それが僕の責任だと思っています。

 

プロフィール
ヌマタユウト
『MERICAN BARBERSHOP TYO』クリエイティブディレクター/Wellness barbershopオーナー
1989年、兵庫県生まれ。美容専門学校を卒業後、郊外のレディースサロンに入社。10年間勤務したのち、MERICAN BARBERSHOPに転職。本店(神戸)で技術を磨き、1年後に福岡店のオープニングスタッフとして参加。2023年6月、東京出店で上京し、easy punkを考案。SNS発信によって瞬く間に広がり、世界各国の美容師が人気メニューとして取り入れるなど一躍人気に。
Instagram:@yuto__ny

 

(文/外山武史  撮影/菊池麻美)

 

 

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