「言葉ひとつで、人は心を開く」読書×MBTI×SNSが結んだ“伝える力”の方程式。すべてを“次のヒント”に変えていく。 -iki TENDOさんの習慣 後編-

ボーっと見てても意味がない!SNSとニュースの裏側を読む

 

 

情報を収集するには本だけでなくSNSも欠かせません。TikTokやInstagramのストーリーからトレンドの空気感を感じ取り、常にアンテナを立てています。一つのニュースや投稿から「これサロン経営にどう影響するかな?」と考えを膨らませるので、情報が仕事とリンクして見えるんですよね。何か一つ見て「へぇ、そうなんだ」で終わらせるのが苦手で、「じゃあ次はこうなるかな?」と勝手に妄想が広がってしまうタイプです(笑)。

情報収集は特別に時間を作るわけではなく、普段の生活で自然とやっています。スマホのニュースアプリ(ニュースピックスやLINEニュースなど)の通知をオンにして、経済系ニュースをすぐチェック。気になったら深掘りして複数の視点で読むクセがついています。

 

 

大事なのは、インプットした情報を自分の言葉や行動につなげるまで咀嚼すること。たとえば「これスタッフ教育に役立つな」と思ったら、すぐ実践してみる。「お客さまにこんな提案したら面白いかも」と思ったらメニューに反映させる。単なるインプットで終わらせず、仕事の具体的なアイデアにまで落とし込むことで、情報が生きたものになります。読書も情報収集もスタッフとのコミュニケーションも、すべてがつながっているんですよ。

 

プロフィール
iki代表/ TENDO

1994年生まれ、大阪府出身。大阪美容専門学校を卒業後、地元サロンで基礎を磨き上京。スタイリストデビューを果たした後、2018年都内有名店へ移籍。半年の準備期間を経て19年9月、表参道キャットストリートに自身のサロン「iki」をオープンし、2年で買収して完全独立。独自理論から生まれた「天道ショート」「ハンサムショート」がInstagramでバズり、月間新規客200名超・リピート率85%以上を記録。“カッコよく品のあるキレイなお姉さん”をテーマに、再現性の高いショートカットで支持を集める。
Instagram:@tendo_iki

 

(文/外山武史  撮影/菊池麻美)

 

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