「SNSを制し、準備で勝つ」勝負前から“勝ち確”を仕込む思考法 -CURE nex the salon 表参道 宮本 栄一の習慣-【後編】
勝負が始まる前に、決着がついている

SNSの管理もそうですが、自分が最高のパフォーマンスを出せるように、日々準備をすることが大事です。
たとえば僕は、セミナーやプレゼンでしゃべる準備は最低でも1週間前から始めます。最初に紙に台本を書き出して、それを何度も読み返しながら、自分の中で腑に落ちるまで構成を練り上げていきます。お風呂場では毎晩、鏡の前で声に出して読み上げて、自分の表情や話し方も確認する。内容を丸暗記するだけじゃなく、「どう話せば一番伝わるか」まで落とし込んでおくんです。本番では一切原稿を見ず、相手の目を見て、その場で“届ける”ことに集中できるようにしておく。ここまで準備して、ようやく“伝える準備が整った”と思えます。

僕は準備が9割、いや10割と思っているんです。どんなにセンスや技術が優れていても、それを言語化し、再現性ある技術として設計できなければ、後輩にも伝えられないし、安定した結果も出せない。結果を積み重ねていくには、仕組みと再現性が必要なんですよ。