保存数4.3万!「厚め・薄め・ぱっつん・流し」の前髪解説、サイドバングの仕組みまで細かく発信!顔まわりカットの匠 #サイドバング PLATINA木俣真也さん#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人

今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときのおすすめTOPに上がってきたスタイル写真を作った美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。
今回は#サイドバング。#サイドバングでTOPにあがってきたのはPLATINA(プラチナ)のトップスタイリスト、木俣真也(きまたしんや)さんでした。顔まわりの劇的変化がわかる施術動画や小顔に見える仕組みなどを投稿し、数万単位の保存数を叩き出している木俣さん。顔まわりに特化したことで注目されるまでの経緯とスタイル作りのポイント、SNSの取り組み方について伺いました。
お客さまの疑問や悩みを解消する発信で、保存数が爆伸び!

―#サイドバングで検索すると、23.2万件の投稿がありました。その中で木俣さんの投稿がTOPに出てきましたが、理由は何だと思いますか?
伸びた投稿は保存数が4万を超えたりするので、保存数の多さでTOPに出てきたのかなと思います。来店されたお客さまも、その写真を見せてくれて「このスタイルにしてほしいです」と言ってくださる方が多いんですよ。

投稿はアシスタント時代から始めて、最初の頃はいろんなスタイルを載せていました。前髪やサイドバングなど顔まわりに特化し始めたのは、前社でスタイリストデビューしてから3カ月経った頃からです。その頃はショート特化が流行っていたのですが、ショートだと母数が少なくなる思って。日本人女性は前髪がある方が多いですし、顔まわりは多くの方が気にしている部分だと思ったので、そこにフォーカスしてみようかなと。レングスも関係ないので、客数の分母を大きくできるところも魅力かなと思います。

―サイドバングを作るときのこだわりを教えてください。
髪の長さはミリ単位でこだわっています。僕、かなり細かいんですよ(笑)。カウンセリングでご要望を伺ったあとに、似合わせの観点から「ここはもうちょっとこうした方が似合いますよ」というような提案はしますし、正面と横から見たときの可愛さはもちろんのこと、髪を結んだときも可愛く見えるようにデザインしています。結び方や巻き方のハウツーは動画で投稿していて、お客さまがそれをいつでも見られるようにしています。
また、お客さまのお悩みを少しでも解消できたらいいなと思っているので、前髪スタイルのまとめ写真や失敗しないセルフカット術、巻き方の動画など、できるだけ有益な投稿をするように心がけています。巻き方の動画などは僕がやるより本人がやっているほうがわかりやすいのでモデルさんに説明してやってもらっている様子を動画にしています。それが結果的に集客にも繋がりますし、いろんな引き出しがある方が自分をより知ってもらうためにもいいのでは、と思っています。特にリールはおすすめにのってフォロワー外の方に届きやすいので集客する時には向いていると思います。

―投稿で気をつけているポイントは?
キーワードを検索したときに他の方の投稿がたくさん出てきますが、その中でパッと目につく色味のインパクトと文字の見やすさは意識しています。特化し始めたばかりの頃はフリーのお客さまが来店されたときに写真を撮らせてもらい、投稿を積み重ねていきました。インスタの写真を見て来てくれたお客さまが「実際は写真と違った」というようながっかりした気持ちにならないように、必ず自分がカットしたお客さまやモデルを投稿するようにしています。ちなみに、編集には『フォント』というアプリと、LINEカメラを併用してますね。