カットで応援! センパイCHEERカット 「美容×理容×ヘアメイクを極めたい!」同じ道を目指すアシスタントヘ、巨匠からの贈り物。 MIN NANO北原義紀さん×岡元舞湖さん編

日々サロンワーク、技術の練習と奮闘しているアシスタントさんたち。かたや後輩に技術や接客を教えつつ、時には失敗をフォローしたり、お悩み相談に乗ったりと、たまごを温めるように大切に支えているセンパイスタイリストさんたち。そんな双方の思いを繋ぐため登場したのがこの「センパイCHEERカット」! 後輩のブレイクを願ってやまないセンパイが、頑張る後輩アシスタントさんの髪をカットすることでエールを送ります!
☆センパイ☆北原義紀(きたはら よしのり)

MINNANO_INC CEO/HAIR Designer
都内4店舗、大阪2店舗を経営。
MENS HAIR JAPAN GRAND-PRIX、JAPAN HAIR dressing award nominate、hair artistとしてパリ.ミラノコレクション参加、雑誌VOGUE他担当、美容セミナー年間30本のなど多方面にて活躍。
理美容Wライセンスを保持し、35年になる今も現役でサロンに立ち、これまで6万人のお客さまを担当。
デザインと共に、ケミカル等の知識に深く、美容メーカーやクリニッのアドバイザーなど多岐に渡り活躍する、業界の枠を越えたマルチクリエイター。
☆後輩☆岡元舞湖(おかもと まこ)

鹿児島県出身。鹿児島県理容美容専門学校卒業後、新卒でMINNANOに入社。Wライセンスで理容師資格も取得中。在学中はIBI Awardsフォトコンテスト学生部門で世界一に輝く。人を輝かせられる美容師になることが目標。
☆センパイからの応援ポイント☆

北原:岡元さんは、今、1年目のアシスタントで、美容学生時代から美容師と理容師のダブルライセンス取得を目指しているんですよ。美容業界では、そのダブルライセンスを生かせる環境はあまりないのですが、うちは美容室も理容室も併設しているサロンなので、応援したいな、と。
岡元:就職のガイダンスのときに、理美容どちらの資格も生かせると教えてもらったのがすごく印象深かったんです。理容師免許を習得するにあたって鹿児島の母校に通うため、3週間ほど休暇も取れて。試験が終わった今は、結果を待つばかりなんです。
―そうでしたか! じゃあ今はドキドキの待ち時間ですね。
北原:僕自身が理容師も美容師も経験しているので、どちらもやりたいという気持ちは共感できるんですよ。さらにヘアメイクの道も目指していて、いずれは雑誌や動画の撮影もやりたいと聞いたので、それなら自分が歩んできた道にも似ていると思ったんです。

岡元:今、成人式前撮りのヘアメイクなどにはすでに入らせてもらっています。ヘアメイクの現場で理容師免許必須のシェービングや顔剃りにも、きっと役立つと考えたんです。
北原:こういう風に、今からやりたいことが明確にあるところも評価しているんです。目指すべきものが決まっていると、先輩の立場からしてもアドバイスしやすいですよね。ガッツもあるし、自分から学ぼうという姿勢があるので、そこもいいところです。
今回、この企画で声をかけたのは、もちろん応援の意味もありますが、自分がヘアメイクを仕事にするのなら、カメラの前に立つモデルさんの気持ちもぜひ味わってみてほしいと考えたからです。
岡元:ありがとうございます。ガッツがあるのは、小さい頃からダンスをやっていたからかもしれません。美容師になりたいと思ったのも、ダンサーたちのヘアやメイクを見るのが大好きで、興味を持ったからなんです。

―そうだったんですね。そんな岡元さんですが、今回はどんなヘアスタイルにしてもらいますか?
岡元:少し前まではショートで、今は伸ばしているところなので、長さは切り揃える程度で、前髪を作りたいです。
北原:まさしく、MIN NANOのテーマである「最小限から生まれるデザイン」が表現できますね(笑)!
☆後輩☆岡元さんのBeforeスタイル


ワンレングスのボブスタイル。伸ばしている途中ということもあり、少し重くなってきて、クセが出ている印象です。