スタッフ平均年齢24歳、スタイリスト平均年収1400万円以上! COAのその“異常値”は、偶然ではなかった。

銀座・表参道・千葉に展開するCOA(コア)では、若手スタイリストが次々と頭角を現し、1400万円以上の高年収が特別な成功例ではなく“平均”として語られています。その原動力は、才能や一部のスターに依存した仕組みではありません。COAの組織文化、育成思想、環境設計、事業構造の4つの視点から、COAの中核を担う青木大地(あおきだいち)さんの言葉を通じて、COAというサロンの「正体」に迫ります!
平均売上350万円が“基準”になる理由

COAでは、スタイリスト一人あたりの平均月売上が350万円くらいあります。この数字だけを見ると、「一部のトップが引き上げているんじゃないか」と思われることが多いんですが、実際はそうじゃないんです。特別な才能を持った人だけが稼いでいる、という感覚はまったくありません。COAでは「当たり前」なんですよね。
象徴的なのが、アシスタントの子から出てきたこんな言葉。「売上300万円くらいのスタイリストについて、少し落ち着いた営業がしたいです」って言ったんですよ。一般的に見れば、300万円はかなり高い水準ですよね。でもその数字が“平均以下”で、“落ち着いた営業”という認識になる。この感覚のズレが、COAの基準値を物語っています。

なぜ、そんな空気が自然とできるのか。理由はシンプルで、COAには良いものを共有し、抱え込まない文化があるからです。誰かの売上が伸びたら、「なぜ伸びたのか」を必ず言語化します。技術なのか、接客なのか、カウンセリングなのか。うまくいった理由を曖昧にせず、資料に落とし込み、社内セミナーで共有する。
しかも、セミナーをやるのは上の人間だけじゃありません。スタイリストでも、アシスタントでも、「これ、良かったな」と思ったら、年次や役職に関係なくセミナーを開きます。自分の工夫が、誰かの役に立つ。その実感を、若い段階から持てる環境なんです。
個人でノウハウを抱え込むことは、正直評価されません。一人の成功は、必ずチームの成功につなげる。その積み重ねによって、組織全体のレベルが自然と引き上がり、「高い売上が当たり前」という空気が自然と根付きました。組織としての“当たり前”が高いから、結果として数字も伸びていくのだと思います。