美容師のヘアカタ写真はリアリティーに欠ける。BLANCOトヲルさんの違和感だらけな写真がお客さまに選ばれる理由

 

インスタグラムに投稿されるクリエイティブな作品が話題の「BLANCO(ブランコ)」トヲルさん。モデルが魚やパンを咥えたり、セーラー服を着ていたりなど、ヘアスタイルに目がいかない作品は、一体なんのために発信されているのでしょうか。そこで今回は、トヲルさんのもとへうかがい、一見集客に結びつかなそうな写真を投稿し続ける理由を聞いてみました。

 

目立つために必要だった“違和感” 。見てもらうためには、普通ではダメだと気づいた

 

 

撮影をはじめたのは、岐阜から名古屋へ転勤したタイミングでした。6年前名古屋にきたとき、お客さまがあまりこなくなってしまい、営業中でも手が空いている時間が多かったんです。その時間を使って、おろそかになっていた美容室のWEBサイトやホットペッパービューティーをやりはじめ、モデルさんを呼んで撮影もはじめました。

 

ただ、そのころ撮影していたのはヘアカタログによくあるような写真。ホットペッパービューティーのPVデータが毎週届くのですが、思ったよりも見られていませんでした。「どうしたら自分の作品を見てもらえるだろう」と考えたときに、見ている人に「なんだこれ」って思ってもらえれば、クリックしてもらえると思ったんです。

 

他の美容室は白バックの写真が多かったので外でのロケ写真にしたり、おもしろいポージングにしたり。目立つような感じというか、 “違和感”のある写真というか。他の美容室がしていない写真を掲載することで、まずは見てもらい、うちを知るきっかけにしてもらえればと思いました。

 

最初に大きな反響が得られたのは、6年前ほどにホットペッパービューティーにアップした「おデコが広く見えるSTYLE」。この前髪は色を入れる前の段階なのですが、「おもしろいから撮っておこう」と思い、撮影したんです。それが、ホットペッパービューティーのメンズランキングで1位になり、Twitterでは「ホットペッパーに変なスタイルが載っている」と話題になりました。

 

『おデコが広く見えるSTYLE』

 

それまでは1ヵ月間の最高PV数は200ほどだったのですが、このスタイルは6万も見られ、美容室には写真を見たお客さまが多く来店されました。他のスタッフ全員が僕のような作品をアップしているわけではないので、他のスタイル写真を見たお客さまに「ちゃんとした美容室」だと思ってもらえたことで、集客に結びついたのだと思います。偶然この写真がバズったことで、「こういうスタイル写真もありなんだ」と気づき、勢いに乗ることができました。

 

>なぜモデルさんが魚を咥えている? 撮影のこだわりについて。

 

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