人気サロンがイチオシする「美容師ブレイクスルー白書2019」。 第７回目は、ナプラドリームプラスで武道館へ！ 2019年を「勝つ1年」にしたいと語るbroocH／西山 洸平さん
「2019年の顔はこの人で間違いない！」
2019年、美容業界を賑わすであろう、いま大活躍中の美容師に、QJナビDAILYがいちはやくスポットを当て、今後の目標などを聞く「美容師ブレイクスルー白書2019」。
第7回目はbroocHの若手注目株で、クリエイティブセンスに定評のある西山 洸平（にしやまこうへい）さん。
アシスタント時代からメーカー主催のヘアショーに出場し、入賞した経験もある実力の持ち主であり、フォトシューティングのセミナーを担当するなど、クリエイティブな美容師として知名度をあげています。そんな西山さんが、どのような2018年を過ごし、2019年をどんな1年にしようと考えているのかうかがいました。
broocHのクリエイティブをもっと強くしたい
Q.2019年は西山さんの飛躍の年になると推薦していただきました。そのことについてどう思われますか？
A.「クリエイティブ面での期待を感じています」
学生時代にASIA BEAUTY CONGRESSというクリエイティブコンテストでグランプリを獲得しました。そのときの審査委員の一人が、broocHのディレクターである柳亜矢子。それがきっかけで、broocHに入りたいと思いましたし、サロン側もクリエイティブ面での活躍を期待して採用してくれたのかな、と考えています。
美容師になる前からヘアショーに興味がありましたし、出るからには結果を出したいと思ってやっています。アシスタント時代にナプラドリームプラスに出場したこともあるんですよ。最初は入賞止まりでしたが、今年は日本武道館に進出することが決まっています。これまで自分的には、鳴かず飛ばずでここまできてしまったので、結果にこだわってやりたいですね。
僕は福岡から東京に出てきたのですが、そのころから作品撮りをしてきました。知り合いのカメラマンを通じてカメラマンのアシスタントやスタジオマンと知り合いになって、サロンの営業終わりなどに撮影をしていたんですよ。遅い時間から始めるから、終電がなくなってしまうこともありました。次第にヘアはもちろん、衣装やシチュエーションも徹底的にこだわって撮影したくなったので、カメラの勉強もしてきたんです。
休日に自分で撮影した写真のレタッチをしたり、代官山の蔦屋書店でアイディアのもとを探したり、クリエイティブを楽しんできました。今年は美容師になって7年間の積み重ねの成果を、ヘアショーで出せればと思います。
それらに加えて、もともとヘアメイクだけではなく、メイクにも興味があります。サロンワーク中に旬のリップをシザーケースにしのばしてリタッチさせていただいているのですが、男性でメイクもできる美容師は少ないので強みとして伸ばしていきたいです。
