目指す「美容業界のインフラ整備」とは!? 創業4年で破竹の勢いで出店を続けるONE’sの野望とその勢いの理由

 

 

創業4年にしてサロンを始め多角的に出店を続け、快進撃を続けるONE’s。代表を務める3人は、30代前半の若手ですが、彼らが今後目指すのは「美容業界のインフラ整備」だといいます。一体どういうことなのでしょうか? その勢いの理由と合わせて鈴木佳人さん、阿部清貴さん、吉田圭人さんに話していただきました。

 


 

創業のきっかけは、美容業界、そして社会への反発心だった

 

―ワンズは、友人同士の3人が立ち上げたサロンと聞きました。ちなみにみなさん、学生時代は、どのように過ごされていたんでしょうか?

 

左から鈴木佳人さん、吉田圭人さん、阿部清貴さん

 

阿部 僕と鈴木は山野美容専門学校が一緒で、劣等生だったんですよ。卒業に必要な単位もギリギリで、美容業界というより社会そのものに反発しているような学生だったんですけど、学校に行かなくなくなるということはなくて、落ちこぼれ仲間がいるから楽しく通っていたという側面もありました。

 

鈴木 吉田は優等生だったみたいですけどね!

 

吉田 (笑)。

 

阿部 先生にも散々反発しましたけど、今は母校に講師として呼ばれることもあるんですよ。

 

―ものすごく懐が深い学校ですね(笑)。学生時代から、「いずれは一緒に会社をやろう!」という話はしていたんですか?

 

 

鈴木 そうですね。阿部とは学生の頃から「一緒にやろう」という話はしていました。卒業後は、吉田含め、3人とも同じサロンで働いていた時期があったのですが、阿部が最初にフリーランスになったあと会社を設立し、その後、僕と吉田が合流した形になります。

 

阿部 学生時代の頃から感じていた反発心や美容業界に対する不満を自分たちでなんとかしたい、自分たちの王国を作りたい!という気持ちでスタートしました。

 

 

外部産業に頼るのではなく、業務提携によりコストを削減しスタッフに還元する

 

―「美容業界のインフラ整備」というのは具体的にどのようなことなのでしょうか?

 

 

阿部 創業してわかったのが、サロンを作るのにはとてもコストがかかり、本来得られる利益が削られてしまうということ。一方、それを取り巻く周辺の外部産業にとっては、美容室を作ることで利益を得やすい構造になっているということです。美容業界内で賄うことができたら、今よりもっと美容室が経営しやすくなり、上げられた利益を美容師に還元できるようになるのではないかと考えました。

それで僕たちが今、取り組んでいるもので結果を出しているのは、まさに美容業界のインフラと呼べるであろう不動産と内装です。自分たちの会社のサロン出店だけではなく、他サロンとの取引もすでに10社程度開始して実績を収めています。今後さらに展開していって、業界で欠かせない存在になっていければと思っています。

不動産というのは、物件を見つける・借りるというのを行うのはもちろんですが、別の角度からも利益を生むことができるんですよ。というのも、美容業界は正直、離職率や人材の流動性も高い職業ですよね。どこで働くにも住まいは必要なので、職場が変わるのに伴い、引っ越しする必要がある。これまで寮や手当てがある会社は多くありましたが、そうではなく、不動産業者と提携することによって不動産事業も行い、希望の住まいを美容師側に用意します。発生した利益は不動産業者とレベニューシェアを行い、私たちの会社にもお金が入ってくるというわけです。

 

 

もう一つは内装です。例えば、新しいサロンの内装に1,000万円かかるとしたら、私たちの会社の場合は3割ほど安価に作ることができるんです。

これは、もともと僕の家族で内装をやっている者がいたから叶ったことなんですが、無駄に利益を乗せない適正価格で提示しているからです。また、デザイン性を保ちながらも、ランクとしては松竹梅のうちの梅でいいのでサロン自体が潰れないように持続させていく提案をしています。サロンオーナーは、やっぱりデザインや質にこだわりがあるのはわかるのですが、それで費用が嵩んで事業が立ちいかなくなってしまえば意味がないですから。

私たちの場合、広さによっては通常のサロンが1店舗出店する予算で2.5店舗出店できる計算になるわけです。

 

>美容師の特性を活かしたセカンドキャリアをたくさん用意したい

 

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