30over美容師に聞いた、自分はもう若くないと悟った瞬間エピソード10選
あれほどの酒好きも…体は嘘をつかないと感じた瞬間(32歳/女性)
私はお酒が好きだったので、若い頃から店の飲み会にずっと参加していました。しかし、30歳を超えたあたりから、飲んだ次の日にお酒が残るようになってしまい、出勤がつらくなってきたんです。
3カ月ほど前、ついに飲み会の次の日、営業中に気持ちが悪くなってトイレに駆け込んでしまいました。店長には「そんな二日酔いになるほど飲んで、次の日出勤するなんて社会人としてどうなんだ?」と怒られてしまいました。

こんなにお酒が残るようになるなんて、もう歳なんだ…と実感してしまいました。先日、ついに翌日が怖くなって初めて飲み会を断ってしまいました。歳を取るって恐ろしいですね。このまま40歳とかになったら、飲むのもやめて健康生活とか始めてしまいそうです…。
アイドルやコスメ、ファッションなどのキラキラ女子トークから一転、話題はすっかり…(35歳/女性)
私がもう自分は若くないと感じたのは、お客様との会話の内容が変わったなと感じたときです。若いときは好きなアイドルの話やおすすめの化粧品やファッションの話ばかりをしていた記憶があります。しかし、最近はもっぱら子どもの話しかしなくなってしまいました。
気がつくと、妊娠中の話や出産後の大変だった話、子育ての不安や不満などの話で盛り上がってしまいます。必然的に、指名のお客様も自分と歳の近い方が多くなっています。
心の中では、まだまだ自分は若い! 現役バリバリだ! って思っていたけど、いつの間にか若いころに通っていた洋服のお店にも「もう自分にはガーリーすぎて似合わないかな…」と思ってお店自体に行かなくなったり、毎日子育てに追われて自分に時間をかけられなくなったりして、生活自体が変わってしまいました。そんなことにショックを受けるときもあるけど、今は歳と共に生活も付き合う人も、それ相応に変わっていくのが必然なので、それを受け入れ、その変化を楽しめるようになろうとポジティブに考えています。
>やっと自分もお客様の悩みを心から理解し、共感できるようになりました…