人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「Cocoon」編

 接客の要素が集約される「挨拶」を日ごろから大切に

 

-最後に、新卒・転職者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

 

自分が「なりたい」と決めた頃の気持ちをずっと忘れずにいて欲しいと思います。そして、例え同期の子に先を越されたとしても絶対にあきらめないことが大事です。僕自身も辛い時期はありましたが、美容師にさせるために学校に通わせてくれた親や卒業アルバムに「いい美容師になって」と書いてくれた友だちなど、お世話になった人や応援してくれる人をがっかりさせたくないという想いが支えになりました。

 

学生のうちにやっておくといいことは、「1日でも早く美容師になるために社会人としての一般常識を身につけておくこと」「できるだけいろんなサロンに足を運んでいい接客を学ぶこと」「時間があるうちにたくさん遊んでおくこと」などさまざまありますが、なかでも接客の要素として重要な表情や声のトーン、話し方が集約される「挨拶」は日ごろから大切にして欲しいと思います。

 

例えば、コンビニでお釣りをもらうとき、無愛想にもらうのと少し会釈してもらうのとでは、相手に与える印象は大分変わりますよね。ちょっとした対応から自分の見られ方は変わるし、どう見られるかを意識した上での対応が癖付いていれば、自分の成長に協力してくれる人も増えると思いますよ。

 

次回は「OCEAN TOKYO」の採用担当者が語る採用のポイントをご紹介! ぜひお楽しみに。

 

 

プロフィール
スタイリスト/採用担当

中村マサアキ(なかむら まさあき)

1984年生まれ。東京都出身。都内1店舗を経て、2010年Cocoonに入社。サロンワークを中心に、雑誌の撮影やCocoonオリジナルのノンブローカットによるセミナー講師を務めるなど幅広く活躍中。2018年ミルボンDAインスパイアにてデザイナー賞受賞。

 

(取材/文・阿部夕華〈ヒャクマンボルト〉)

 

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