【大阪発!デビュー3年で月1000万超】大人の美しさを引き出すショートで爆売れ中の川原拓也さんを直撃!顧客を虜にするデザインセンスの真髄を探る

 

『alo』が目指すのは生涯雇用&生涯顧客。客層は学生から白髪世代まで

 

デビュー2年目に売上800万から伸び悩むようになって、ターゲット層を白髪世代にシフトしました。それまでは学生など若い世代のカラーが多かったので、違うことをしないと打破できないなと思って。僕はハイライトが好きだったので、白髪を染めずにデザインする施術を打ち出そうと思いついたんです。年齢を重ねるとショート率が上がるので、白髪とショートはマッチするんじゃないかなと思い、その2つを組み合わせてみようと。それが思っていたより反響が大きくて、単価を上げることに成功しました。

 

 

ターゲットの年齢を上げることについては、全く抵抗はありませんでした。わりと上の世代から可愛がっていただけるタイプだったのと、上の世代のお客さまと関わることで成長させてもらえるという感覚が強いんです。経験豊富で他のサロンや美容師をたくさん見てきた方々ですし、そういう方々からお褒めの言葉をいただけると、より感激するというか。

 

今年の7月に学生時代の友人・KENTと『alo』をオープンしたのですが、理念に「生涯雇用」「生涯顧客」を掲げています。僕がショート部門、KENTがカラー部門という2つの軸で、ターゲット層は若い世代から白髪世代まで幅広いです。aloはラテン語で“共に成長していく”という意味があるので、お客さまの年齢的な成長や僕らの技術の成長、お店の成長なども含め、一緒にみんなで成長していきたいという意味を込めています。学生からご年配まで幅広く来ていただいて、ブリーチから白髪ぼかしまで対応します。

 

 

スタッフは、もともと僕についてくれていた子たちと、インスタの募集で来てくれた子たちです。全10名のスタッフで切り盛りしています。スタッフには、僕のように売上を上げてほしいとは思っていなくて、一人ひとりが望む幸せの形で働いてほしいなと思っています。SNS発信についても、とくに口を出さないですね。ただ、自発的に頑張っているスタッフばかりなので、みんな自らSNSは活用していますし、カットやブリーチワークもすごく上手なんですよ。僕も教えてもらっているくらいです(笑)。毎週土曜日は全体レッスンをしていて、先輩とか後輩など関係なく、上手な人から技術を学ぶという時間を作っています。お互いのいいところを分け与えられるような、そんな取り組みです。

 

 

>カット料金1万はさらに値上げ予定。『alo』の基準値を上げていきたい

 

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