びよう道Vol.25  Michio Nozawa HAIR SALON 野沢道生さん〜1日50人切っていたあの時代の舞台裏〜

つらくなったら「明日辞めよう」と思えばいい!?

 

 

私が一人前というか、自分の技術に納得しはじめたのは、40歳くらいのときです。それまでの経験やアウトプットでどんな髪質の人に対しても均一な技術を提供できるようになったな、と感じました。

 

美容師に限らす、パティシエであれエンジニアであれ、技術職というのは必ず壁にぶつかる瞬間があると考えています。だって、簡単にできてしまったら、みんなが一流ってことになってしまう。それを乗り越えた人だけが一流と呼ばれるのも事実です。

 

 

壁を乗り越えられないと思ったときに、人間だから悲観もするし嫌になることはあると思うけど、「結果が出ない」「辞めたい」と思ってしまっている人は、「辞めようと思ったら明日辞めればいい」という風に考えてみてはどうでしょうか。ダメだったら明日辞めようと思って明日になったらまた「明日辞めよう」と考える。つらい日々が1年続くと思うと嫌になるけれど、1日だけと思ったらなんとなく乗り超えられますし、そうして過ごしているうちに壁を乗り越えていたなんてことも少なくない。振り返ると、「高いと思っていた壁は案外低かったんだな」と思うものです。

 

また、不意にお客さまに「上手ですね」なんて褒められたりすると、「昨日まで悩んでいたのはなんなんだろう」と。急にモチベーションが上がるし楽しくなる。私も同じで、お客さまに育てられてきましたよ。

 

プロフィール
野沢道生
Michio Nozawa HAIR SALON Ginza
代表/野沢 道生 (のざわ みちお)

独自の美容理論で、流行のヘアスタイルを次々と生み出してきた「似合わせの達人」。モデル、タレント、著名人などからも幅広い支持を集める。現在はサロンワークのみならず、オリジナルヘアケア商品の開発やテレビ出演、国内外のヘアショー、セミナーなどで日本が誇る美容技術を世界に発信し続けている。

 

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