24歳で独立【D.D.佐々田和海】真面目でトンがった男が突き進む出店への道。メンズヘア/縮毛矯正で急浮上!固定概念を打ち破る最短独立セオリー

 

独立に向けてのキャリア戦略

 

共同代表の矢川誠也さん(写真右)

 

「26歳までに独立したい」という話を同期たちにしていたら、1歳上の先輩も同じように独立を考えていると知ったんです。それが一緒に独立した矢川誠也(やがわまさや)です。スクール時代から知っているし、技術の根っこが同じだし、お互いのキャラが被らないところも、直感的にいいと感じて。それに喧嘩するほど仲良くもない。そういう程よい距離感が、お互いが仕事をする上で必要かなと思いました。

 

二人で独立しようと決めた翌日、ケジメをつけるために、サロンの代表に辞意を伝えました。その当時、僕と矢川で月1000万以上売り上げていたし、二人一緒に抜けるとサロンに迷惑をかけてしまうので。話し合いの中で退職は1年後と決めて、それに向けてサロンにダメージを与えないよう、引き継ぎの準備を始めました。だから僕たちは円満退社なんです(笑)

 

 

美容業界ってなかなか円満退社が難しいんですよね。サロン側の意向もあるし、辞めたい側にも意向がある。厳しい条件を出されると、なかなか円満にはいかないこともあると思います。そんなこと知らねえよって辞めちゃう人もいますけど、絶対辞める側にも責任があるので、そこはちゃんと頑張って貫かないと。

 

退職まで残すところあと3カ月のタイミングで、一つの挑戦として、あえてアシスタントをつけず、マンツーマンでサロンワークをやらせてもらいました。これまでヘルプに頼っていたシャンプーから薬剤の準備から、全部一人でやるわけです。毎日がものすごく忙しかったけど、それが楽しすぎて。やりがいを感じたし、美容師の仕事が好きなんだなーと実感しました。独立した今の営業スタイルも、マンツーマンに近い形でやっているので、事前にシミュレーションできたことは、いい経験でしたね。

 

独立するにあたって、Instagramに直筆でメッセージを投稿しました。実は子供の頃からずっと書道を習わされていて、文字を書くことには自信があったんです。

 

 

 

 

Instagramに投稿した直筆メッセージ

 

>極限まで初期費用を抑えて出店した理由

 

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