世田谷生まれ青山育ちの人気美容師が、アウェイの大阪で独立した理由 ‐MARUCA‐

「あの公園の前にサロンを出したいね」何気ない会話が現実に

 

 

独立のきっかけになったのは「結婚」です。大阪に出店することになったのは、妻が大阪出身だから。僕は独立するにあたり、サロンの場所はどこでもいいと思っていました。サーフィンが好きなので、湘南や千葉など、海が近いところがいいとぼんやり考えてくらいで、具体的なイメージはなかったんですよ。

 

ところが、結婚の準備や、セミナーなどの用事で大阪に行くことが増えて、大阪が自分にとって身近な街になりつつありました。とくに、妻の実家がある玉造という街は、のんびりとした住宅街で、自分が育った世田谷と雰囲気が似ていたんですよね。

 

妻の実家の近所に、公園に面したクリーニング屋さんがあり、「ああいうところでお店をやりたいよね」と話していました。それが今から3年前の2015年のこと。その年の年末に、妻の実家に親せきを含めて集まったときに、妻の家族から「クリーニング屋さんが引っ越すから、あそこでお店をだしたらどう?」とで話を持ち掛けられたんです。

 

どうやら、全然知らない人がそこに入るよりは、知っている人のほうがいいということで、僕たちに話が回ってきたようでした。そこで運命を感じて出店を決めたんです。今の物件じゃなかったら、独立に踏み切れていなかったかもしれないですね。

 

>大阪にも「東京スタイル」を求めているお客さまが大勢いる!

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