【独立セオリー】SHACHUの人気スタイリストが夫婦で独立! 「世界で一番応援しているよ」と祝福を受けた「HELMi」誕生物語

 

SHACHUの人気スタイリストだったmanamiさんとtomoさんが社内結婚し、このほど夫婦で独立。外苑前駅・明治神宮前駅・原宿駅から通える場所に「HELMi(ヘルミ)」を立ち上げました。サロンスタッフは夫婦二人だけ。マンツーマンサロンならではのゆったりとした空気が流れるHELMi。ブランド力のあるSHACHUから離れた理由や、独立を決めたあとのサロンとの関係性、オープン前の苦労などを二人に聞きました。「祝福される独立」を目指す美容師さん必見のインタビューです。

 


 

お客さまに寄り添える空間をつくるために独立!

 

 

manami:みやちのりよしさんとMORIYOSHIさんがSHACHUを立ち上げて、最初に入った社員が私です。お二人は、まだすぐにはアシスタントを募集するつもりではなかったみたいなのですが、私がここで働きたい!と思ってしまいまして。色々お話をした後、1週間後くらいに前職のサロンを辞めてしまったので、採用せざるを得ない感じでした!笑。そんな経緯で、SHACHUのオープンから7年半お世話になりました。

 

tomo:僕はSHACHUの前は別のサロンで4年働いていました。その当時、お客さまがカラーのオーダーをするときに持ってくる写真が、SHACHUのものばかりだったので、自分もそこで学びたいと思ったのが入社のきっかけでした。アシスタントからやり直し、2年でスタイリストになりました。

 

manami:独立願望は昔からありました。いつか地元の福島に帰って自分の店をやるイメージがあったんですよね。でも、ありがたいことに、東京にお客さまがたくさんいたので、その関係を手放してまで地元で独立するのは違うかなと思い始めて。

 

独立したい気持ちを加速させたのは、せっかく私を指名してきてくれているのに、忙しくて関われる時間が少なくなっていたこと。「今日あんまり話せなくてゴメンね」とお客さまに謝ったりしていて。だから、「もっとお客さまに寄り添える空間」を自分たちの手でつくるチャレンジをしたいなと思いました。「お客さまにとってのパワースポットになる」というのが私の人生のコンセプトなので、寄り添う時間が必要だったんです。

 

tomo:僕もその気持ちは同じでした。独立を決めた当時は、まだ結婚していなかったのですが、二人で理想のサロンづくりをやってみようと。お客さまに寄り添うだけでなく、新しいことにチャレンジする時間がほしいという気持ちもありました。独立して時間が管理しやすくなれば、例えばメイクなど新しいことを学んでどんどん付加価値をつけられると考えていたんです。

 

 

みやちさんの「世界で一番応援しているよ!」という言葉がうれしかった

 

 

manami:できるだけ迷惑をかけずに筋を通して辞めたいと思っていたので、独立する1年以上前には、みやちさんに気持ちを伝えました。辞めるまでの間はサロンに影響を与えないように、毎日今まで以上に頑張ることを心に誓いました。

 

tomo:manamiが伝えた次の日に、僕も独立の意向を伝えました。すると「manamiをよろしくね。応援しているから近々ご飯行こう」という感じで言ってくださいました。

 

manami:そして、SHACHUでお付き合いのあるディーラーさんを始め、独立する上で役立つパートナーをみやちさんが紹介してくださったんですよ!「SHACHUを卒業する二人なので応援してください」みたいに言ってくださって感激しました!私たちにも「世界で一番応援しているよ!」と。もう「東京のお父さん」みたいな温かさでした。

 

当時はまだ私たちは結婚していなかったんですが、カップルで独立は少し違うかなと思いまして。後で名前が変わったりすると手続きが必要になるからです。

 

tomo:すでに一緒に住んでいたので、法律的な書面だけ交わしていない状態だったんですよ。なので結婚して、夫婦で独立へと向かうことにしました。

予想はしていたものの、独立までの時間は大変でした。出店準備とSHACHUでの営業、後輩の指導など全て同時並行でやっていたから、ほぼ休みはなかったですね。

 

manami:退職してから出店までの準備期間が約2週間くらいだったのですが、思っていたよりも時間が足りなくて!今の店舗は2人でやるにしては少し広めなので、物も多くなるし、買い出しが大変でした。買い出しに行って荷物を置いて、また買い出しに行って…とやっていたら疲れちゃって。でも、そんなときにSHACHUのもう一人の代表であるMORIYOSHIさんが手伝いにきてくれたんです。頻繁に連絡をくれて「今暇だから手伝うよ」とか言ってくださって。念のために言っておくと、MORIYOSHIさんが暇なはずないんですよ!

買い出しに行ったときは、MORIYOSHIさんが重い荷物をたくさん持ってくださったりして、もうホントに、二人には感謝しかありません。

 

今の店舗は2人でやるにしては広いんですよ。だから、物も多くなるし、買い出しが大変でした。買い出しに行って荷物を置いて、また買い出しに行って…とやっていたら疲れちゃって。でも、そんなときにSHACHUのもう一人の代表であるMORIYOSHIさんが手伝いにきてくれたんです。頻繁に連絡をくれて「今暇だから手伝うよ」とか言ってくださって。念のために言っておくと、MORIYOSHIが暇なはずないんですよ!

 

買い出しに行ったときは、MORIYOSHIさんが重い荷物をたくさん持ってくださったりして、もうホントに、二人には感謝しかありません。

 

>SHACHUブランドではない自分たちのもとにお客さまがくるか不安だった


Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング