JHAグランプリ受賞の飯笹豪が初登場!福岡から発信する圧巻のクリエイティビティ。サロンワークでは月売上500万を20年以上継続、愛ある美容師魂に迫る

 

 

ヘア業界のクリエイティブでトップを走り続ける飯笹豪(いいざさつよし)さんは、福岡を拠点にしながら数々のヘアコンテストで好成績を収め、2023年には名誉あるヘアコンテスト「Japan Hairdressing Awards (JHA)」でグランプリを受賞。メーカーのクリエイションセミナーでも人気のスーパー美容師です。もともと大型サロンに在籍し、テクニカルディレクターとして全国150店舗のクリエイションを率いていた飯笹さん。現在は、福岡市内に自身のサロン『FAVOR』を2店舗展開し、オーナープレイヤーとして、スタッフ教育にも注力しています。そんな飯笹さんに、これまでのキャリアを伺いながら、情熱を傾けるクリエイティブについて、そして大切にしているサロンワークへの想いなどを聞きました。

 



美容師2年目に、”やる気スイッチ”が入る

 
――飯笹さんは、もともと東京で働いていたとか?

高校を卒業してから上京し、24歳までは東京にいました。通信で学びながら、都内の美容室で働いていたんです。僕は美容師になるまで、実は美容室に行ったことがなかったんですよ。子供の頃から野球少年で、高校も甲子園に行くような学校でした。ですから当然、頭はずっと坊主だったんです(笑)。そんな僕がなぜか美容師になることを選んで、最初の2年は「違う仕事を選べばよかった…」と常に思ってましたね。野球ではそこそこ脚光を浴びていたけれど、美容業界では補欠みたいな仕事しかできなくて、楽しいと思えなかったんです。



――そこから、モチベーションがどのように変化していったのでしょうか。

ヘアショーに行ったり、素晴らしい作品を見るようになって、すごく刺激を受けたんですね。「僕もあんなかっこいい美容師になってみたいな」と思って、いっぺん頑張ってみようかと。そう思ったのが、22歳の頃です。そこから練習して、普通にそつなくできるレベルになりました。でも、27歳のとき「このまま普通でいるのはイヤだな」と思って。「もう一度くらい本気でやろう」とスイッチが入り、めちゃくちゃ練習し始めたんですよ。それこそ夜中の3時、4時まで店に残って練習していたので、先輩から怒られたことも(笑)。それでも家に帰って、自宅で練習していました。その猛練習を1年続けたら、気づいたらお客さまがたくさんつくようになっていて、雑誌やコンテストにも出れるようになっていたんです。


 

 

>自分の実力と成長を把握しながら、働ける場所

 


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