fifthレディースブランド『cinq』代表・樋口すずのが初登場。移り気な顧客をガッツリ掴んだカラー戦略と奇跡の1カ月

奇跡到来!学生時代から憧れていた齋藤剛さんが1カ月間cinqに

 

学生時代から齋藤剛さん(SOL/punel)のインスタをよく見ていて、私もこんなカラーに挑戦したいなと思っていたんですね。それを木村さんにも伝えていたら、齋藤さんと話をつけてくれたんです。ちょうど齋藤さんが出店準備中の時期と重なって、1カ月間限定でcinqでサロンワークすることになったんです。まるで奇跡のような出来事でした。齋藤さんと同じ空間で働いたその1カ月間は、私の美容人生のターニングポイントになりました。

 

 

その期間は、追いかけていた売上を捨てて、齋藤さんのアシスタントに入らせていただきました。1分1秒が貴重な学びの時間だし、この学びはお金に変えられない経験だと思ったからです。カラー剤や刷毛、コームなどの道具から、塗り方、タイミングまで細かく質問しながら、齋藤さんの技術を吸収しました。

 

齋藤さんは技術だけでなく全ての所作が美しくて、雑な場面が一つもないのが印象的でした。ハイクオリティなデザインを提供し、常にお客さまの期待以上のデザインカラーを的確に表現するんです。プロの仕事を目の前に、一挙手一投足まで見逃さないという思いで学ばせてもらいました。

 

 

実は当時の私の客単価は8000円だったので、齋藤さんに比べると、なんて自分は安い美容師なんだと思えてしまって。でも同時に気づいたんです。ハイライトができるのはcinqで私だけだったので、チームオーダーができず生産性が低かったんです。だったらチームでできるメニューを推せばいいし、それをやろうと。

 

齋藤さんから学んだ技術を若手のスタッフ全員に汎用できるのは、“全頭ブリーチ”しかないと思いました。その方がスタッフの士気も高まるし、今後のcinqの未来予想図を描けるなと感じて。それで思い切って切り替えることにしたんです。写真を撮り溜めていたので、ハイライトのときと同じように1カ月で変えることができました。もちろん、バックオフィスや木村さんの協力があったからこそ実現できたことです。客単価もすぐに上がり、16000円と2倍になったので、自分はそこまで安い美容師じゃなかったんだなと思えるようになりました。齋藤さんから技術を学んで美容師としてのあり方も変わりましたし、学びの機会をいただけたことには感謝しかないですね。

 

>後輩への感謝を「教育」で恩返し。スタッフの夢を叶えるサロンに

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング