【上原俊樹】トレンド構築や技術教育を牽引するfifthテクニカルディレクターに直撃。会社の繁栄を支えるマインドセットと今後の展開に迫る

 

デザインパーマのヒットで、人生が大きく変化

 

 

――メンズサロンへとシフトしてスタッフが育ち、fifthはどんどん大きくなりましたね。その技術教育を担っているのが上原さんです。いつ頃からパーマを得意としていたんですか?

 

fifthは初期の頃からパーマのお客さまが多くて、もともと巻くことに慣れていたので苦手意識がなかったんです。なので、サロンとして売りにするならパーマかな?という思いがありました。初期のfifthはまだスタッフが6人の時代でしたから、先輩だった加藤さん(加藤敏・『WAKU』代表)と横川公一(fifth創業者)がつきっきりで練習を見てくれたんですね。あの二人のおかげで技術が上手くなりましたし、僕の技術の原点です。今もめちゃくちゃ感謝してますね。

 

――6人の時代から、今は300人という大所帯になったfifthグループですが、一世風靡したパーマは「ツイストスパイラル」でした。今も変わらず人気ですよね。

 

そうですね。もともと強いパーマで流行らせましたが、最近はゆるめが好まれるようになってきているので、トレンドとしては「シャドウパーマ」や「フェザーパーマ」が流行ってます。僕のお客さまは30〜40代の大人層が多いので、カットだけの方も多いですよ。僕は施術中、無心で技術に集中するタイプなので、お客さまも寡黙な方が多いんですね。

 

 

 

――そういう接客スタイルを好むお客さまも多いですからね。fifthが世の中に認知されて、仕事の幅も広がったのではないですか?

 

広がりましたね。それこそメディアの取材だったり、撮影だったり。著名人も担当させていただいてますし、ギャツビーの「メタラバー」シリーズの大きなタイアップもさせていただいて。ありがたいことに、セミナーも毎年させてもらっています。海外にも教えに行きましたし、人生変わったなと思いますね。社内では今年からアカデミーを本格的にスタートさせるので、そちらも注力していこうと思っています。

 

 

>会社の繁栄を支えるマインドセットは”利他心”

 

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