22歳で代表に。「若いからこそ沢山経験することによって失敗は最小限になる」|池田充聴さんにインタビュー

2017.04.25

早い時期にデビューするメリットは早い成長。デメリットは先輩の失敗経験を学べない

 

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-若くして店長になられたということで、最初は苦労されたかと思いますが

 

始めた頃は売上が出ないことが、一番の悩みでした。最初は僕とアシスタントの2人で始めたんです。経営は全部僕の自由にやらせてもらっています。もちろん曜子先生は日本に頻繁にきていますので、そのときにはいろいろと相談に乗ってもらいますよ。初月は50万円ぐらいの売上しかなくて、「お世話になっている会社や先生に迷惑をかけてはいけない」と感じていました。

 

GRADUATEでは、一定の技術があればすぐにスタイリストデビューできるそうですが、その基準を教えてください。

 

GRADUATEで働く美容師は、ロンドンヴィダル・サスーンアカデミーの24週間コースを学ぶ人、もしくはすでに学んできた人です。基本はできているのですが、さらにスタイリストとしてデビューできるようモデルカットを続け、「デビューして大丈夫」と僕が思ったら曜子先生に相談して決めるという流れです。もしくは、帰国してから1年後に約3週間のサスーンのティーチャーズ&ダイレクターズトレーニングコースを受けてもらい、そこでチェックしてもらってOKが出たらデビューできます。トレーニングですぐにデビューできる力がつきますが、勉強はもちろん一生続きますよ。

 

サスーン教育の中身が気になります。

 

半年間、サスーンの先生に付きっきりで見てもらいながら、ライブモデルでみっちり練習します。カットが8割、カラーが2割ぐらいの割合。高い技術力がつくのは、十分に実践を積めることに加え、定義がしっかりしているからだと思います。その分安定した技術が身につくんですよね。

 

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日本では何年もアシスタントをしなければいけないサロンもあります。若手の池田さんが思う、デビューを早くするための改善点はなんでしょうか?

 

日本は、アシスタントに掃除やシャンプーなどの仕事が多いのがアシスタント期間が長い要因かな、と思います。掃除はスタイリストもアシスタントもみんなでやって、モデルをカットする時間をどんどん増やせばいい。そうやって練習をする時間を生み出せば、アシスタント期間も短くなるのではないでしょうか。GRADUATEでは、ダイレクター(ディレクター)監修の下、入社してすぐにジュニアスタイリストのようにモデルカットができます。

 

早い段階でスタイリストデビューするメリットは、どんなことだと思いますか?

 

基本さえマスターしていれば、という前提がつきますが、まずは成長が早いこと。早い段階でスタイリストになれば、その分、正しい経験を積むことができます。

 

もう一つは、モチベーションが高い状態を維持できることじゃないかと。以前勤めていた美容室では、8年もアシスタントをやっている人をみかけました。もし自分が8年もアシスタントをやれ、と言われたら、モチベーションを保つ自信がないです…。

 

では早くデビューしたことのデメリットは?

 

先輩の失敗経験を目にして学べない、というデメリットはあるかと思います。でも、デビューしたとしてもGRADUATEでは、常にイギリスのサスーンで学べるシステムをとり、日本においても少なくとも年4回以上、英国サスーンとワークショップなどで交流を持ち、学べるシステムになっています。そして、日本でのショーのアシスタント、セミナーなど、常に勉強できる機会があり、失敗を最小限にできる体制をとっています。アシスタントのうちにいくら先輩の失敗を見ていたって、当事者にならないと対処法はわからないですしね。あとはお客さまが少ないことでしょうか。

 

>若手ならではの経営スタイルとは?

 

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