原宿で19年間、最前線を駆け抜けた高木貴雄が選んだ次の舞台、代々木『Ii』。新卒を一気に3年目レベルへ!超集中型研修の秘密

 

穏やかな街「代々木」で育む、新しい顧客との出会い

 

 

――原宿を離れて、出店場所に「代々木」を選んだ理由は?

 

そもそも、原宿に出すつもりは初めからなかったんですよ。僕もお客さまも年齢を重ねて、「原宿はちょっと疲れる」という声も増えてきていたので。トレンドの発信地として「原宿」というブランド信仰が長く続いてきましたが、SNS時代になってから”場所より人“という流れに風向きが変わってきましたよね。

 

僕自身、穏やかな街で働きたいなという思いがあったので、スタッフが育ちやすい環境もある街を探そうと思ったんです。それで、山手線の主要駅をまわってリサーチしてみた結果、美容系やファッション系の専門学校がある「代々木」がピンときて。可能性を感じたんです。原宿の隣駅なので、顧客も来店しやすいですしね。

 

 

 

 

――なるほど、そういう経緯だったんですね。場所が変わったことで、お客さまの層も少し変わってきた感じはありますか? 

 

以前からのお客さまは引き続き来てくださっていますが、近所の方が結構来てくれるんですよ。90代の方もいらっしゃいますが、ファンキーで素敵な方が多いですね。外人さんも結構住んでいるので、ふらっと入ってくる方も。大きなサロン広告は出してないですが、口コミで少しずつ地域で広がっているようで嬉しいです。

 

 

 

――高木さんは、メンズのお客さまも多いですよね。

 

4割は男性客です。『Ii』が打ち出しているビジュアルも、男女混合で制作しています。内装を作るときも、コンクリート打ちっぱなしのシンプルな空間に観葉植物のグリーンを足して、どなたでも居心地よくいられるような雰囲気を意識しました。お子さまからご年配まで、幅広いお客さまに愛されるサロンを理想としています。

 

 

>「98点でいい」高木流の育成哲学と挑戦

 

 

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