【kakimoto arms岩井優弥】メンズヘア界に旋風!有言実行の異端児が注目を集める理由。固定概念を壊す革新的トレンドの作り方

 

フェーズに合わせてSNS発信を変え、客数の分母を固定化

 

 

カキモトアームズの客層は、常に清潔感を維持させたい来店頻度の高い方や、上質なサービスを求めるアッパー層が大半です。でも僕はSNS発信で集客していたので、お年玉を貯めた中学生やバイト代を握りしめた高校生のお客さまが多いんですよ。それがサロンのイメージ的にどうかという意見も最初はあったんですけど、将来性のある若い世代に目を向けることは大切なことだと思うんですね。アッパー層でなくても、美容意識が高い人は上質なものを求めてお金を使うことも分かってきたので、ターゲットを年齢や職業で分けずに美意識の高さで分けるのがいいのかなと思うようになりました。会社としても、そういう考え方に柔軟に変わってきているのを感じています。

 

 

僕はもともと見栄っ張りな性格もあって、SNS発信では”俺が一番うまい”という見せ方をしています。インフルエンサーやYouTuberに声がけをして来店してもらい、その人たちがヘアスタイルを変えることで垢抜けて、さらに売れていく。それによって自分の名前の露出も増えていく、という流れを作ってセルフブランディングしていました。トップを取る人たちのコミュニティを広げていくイメージです。リーチ数を稼ぐために毎日投稿していた時期もありましたが、去年の春頃から新規集客ではなく既存客へのアプローチに変えました。分母を固めることが大切だなと思うようになったからです。

 

なので最近は、毎月10%だけ新規が入るような発信を心がけて、3回目以降のリピート率を上げるような接客に努めています。具体的には、新規の方の名前をあえて覚えず、お客さまから「覚えてもらいたい」と思わせるように働きかけたり、お見送りも基本的にはしないようにしていて。そのぶん、技術やカウンセリングにはしっかりと時間をかけています。お客さまには敬語を使って丁寧に話すというのは決めているので、年下でもそこはブラしません。自分の価値をそんな風に上げるやり方もありなのかな?と思って、挑戦しているところなんですよ。

 

 

>自己流を貫きながら、業界ナンバーワンになることを目指す

 

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